市が勝山容疑者を懲戒免職 遺族会口座から窃盗疑い

勝山容疑者が勤務していた飯能市役所

 飯能市は7日、市が事務局を務める太平洋戦没者の市遺族会の預金口座から現金63万8000円を不正に引き出したとして、窃盗の疑いで飯能署に逮捕された市地域・生活福祉課主査、勝山健一容疑者(49)(所沢市林)について、同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。

 飯能署や同市によると、勝山容疑者は市遺族会の口座から、今年3月5日に50万円、同6日に13万8000円を不正に引き出した疑い。

 金融機関のATMを操作する姿が防犯カメラに映っていたことから、勝山容疑者が浮上した。

 当初、勝山容疑者は「身に覚えがありません」と容疑を否認していたが、市によると、7月2日に本人と面会した際、容疑を認めたという。

 これを受け、市は6日に服務審査会(会長・上良二副市長)を開催、勝山容疑者を懲戒免職処分とすることについて諮問した。

 服務審査会は市職員の人事に関する処分を公平かつ適正に行うため、設けられている。

 事件発覚後、市は「今後の警察による捜査に全面的に協力していくとともに、事実関係が明らかになった段階で、厳正に処分します」としていた。

 ▽大久保勝市長のコメント

 「本市職員の不祥事に関しまして、関係団体の皆様に多大なご迷惑をおかけしましたこと、行政に対する市民の皆様の信頼を失墜させたことは、誠に遺憾であり、改めて深くお詫び申し上げます。このような不祥事を二度と起こさないよう、職員の法令遵守及び再発防止策の徹底を図り、市民の皆様の信頼回復に取り組んでまいります」