「市立博物館」の愛称を 郷土館から衣替え

 飯能市郷土館が、来年4月1日「飯能市立博物館」に名称変更し、リニューアルオープンするのに伴い、同郷土館では親しみやすい愛称を募集している。2月9日(必着。郵送の場合は当日消印有効)まで。同郷土館は、市が地方創生プロジェクトとして整備を進めている都市回廊空間の一つである飯能河原・天覧山周辺の拠点施設として、これまで担って来た「歴史博物館」機能の役割を強化すると共に、周辺の自然の魅力を、訪れた市民や観光客に発信・紹介するビジターセンター的要素も新たに付加するため常設展示の改装工事を現在実施している。

 同郷土館が愛称に期待し重視する選考基準は、同館が新生博物館として市民に愛され、親しまれる事を基本コンセプトに、「施設のコンセプトや特徴がイメージでき」、「覚えやすく、親しみやすい」上に、「他の名称や商標などに類似することなく」、「自身で創作した未発表作品」に限る。誰でも応募可能。

 応募は、専用応募用紙に、愛称(ふりがな)、愛称の説明(理由、意味等)、氏名などを明記の上、同郷土館窓口(展示室は3月31日まで休館だが、窓口は利用可能)へ直接持参か、郵送、ファクス、Eメール(専用用紙でなくても可)で応募が可能(電話及び口頭での応募不可)。一人3作品まで。

 同館は、平日のみ開館、1228日~1月4日の年末年始は全館休館。

 応募作品は選考基準を基に、同館協議会が選考し、市教育委員会が採用作品を決定する。採用された愛称作品が複数の人から提案があった場合、抽選で採用者を決定する。

 注意事項として、採用作品の著作権は市に帰属、著作権等のトラブルは全て応募者の責任、他者の権利侵害が判明した場合、募集要項規定違反が判明した場合などは、採用決定後でも取り消しあり、公序良俗に反するもの、誹謗中傷を含むもの、類似作品が存在するものは選考対象外、応募作品は返却しない、応募に係る費用負担に市は関与しないなどの規定がある。

 作品採用者は、来年4月1日開催の記念式典に招待し、その席で記念品を贈呈し表彰する。

 問合せは同館972・1414へ。