4月飯能市議選 説明会に現新27陣営

立候補予定者説明会は、すでに緊張感に包まれていた

 4月16日告示、同23日投開票の任期満了に伴う飯能市議会議員選挙の立候補予定者説明会が16日、市役所別館であり、まだ態度を明確にしていない一人を含め、当初の予想通り現新合わせ 27陣営(現職 17 、新人9、態度未定で代理出席1)が出席した。

 今夏執行の任期満了に伴う、同市長選への出馬表明が間近と見られる椙田博之氏が、現職では唯一姿を見せなかった。

 27陣営すべてが実際に立候補した場合、8人が落選することとなり、25人が立候補し6人が落選した前回の平成25年の選挙を上回る激戦となる。また、新人のうち二人は、前回に続いて2回目の挑戦。

 現職で出席したのは、砂長恒夫(飯能)、平沼弘(南川)、内田健次(原市場)、松橋律子(永田)、武藤文夫(双柳)、新井巧(井上)、加涌弘貴(美杉台)、金子敏江(大河原)、栗原義幸(川寺)、滝沢修(岩沢)、鳥居誠明(緑町)、野田直人(飯能)、山田利子(八幡町)、加藤由貴夫(新町)、野口和彦(前ヶ貫)、中元太(落合)、大津力(飯能)の各陣営(順不同)。

 これに対し、新人は新井重治(岩沢)、木藤達哉(柳町)、永山隆(美杉台)、関田直子(岩沢)、パタソンひとみ(平戸)、宮倉一夫(上畑)、高橋道雄(中藤下郷)、田島亘(征矢町)、坂井悦子(川寺)の9陣営(順不同)。

 ある現職は27陣営出席と知ったが、「飯能の政治に興味関心を持っている人が増えてきたので非常にいいことだと思う。多く出ることで活性化していく」と、冷静に語った。説明会には、他にも数人の現職議員の姿が見られた。

 説明会を開いた市選挙管理委員会の浅見有二委員長は冒頭、「公正で公平な選挙をしなければならないのは皆さんご承知の通りです。法令に違反することのないよう十分に注意してください」と話し、出席した各陣営や立候補予定者本人に公正な選挙運動の実施を求めた。

 会場では選挙の主要日程や立候補届け出、選挙公報、選挙運動用自動車などに関して、立候補及び選挙運動に欠かせない手続き、方法、守るべき法令などをそれぞれの担当者が、詳細に説明した。