第14回ツーデーマーチ 新緑の飯能を満喫

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 奥武蔵の豊かな自然にふれながら飯能市内を歩くイベント「第14回飯能新緑ツーデーマーチ」が28、29日の2日間にわたり開催される。

 里山飯能ならではのコースに加え、日高市と連携した「高麗郡建郡1300年記念コース」も用意。中央会場では豪華ゲストのステージイベントやグルメ、物産の店も多数出店し、子どもから大人まで、ウォーカーもそうでない人も楽しめる、飯能の一大イベントとなっている。

 飯能市、同市教育委員会、日本ウォーキング協会、埼玉県ウォーキング協会などが主催し、日本市民スポーツ連盟・健康、体力づくり飯能市民会議が共催。オールジャパンウォーキングカップ埼玉県認定大会、日本市民スポーツ連盟(JVA)認定大会、関東甲信越マーチングリーグ公式大会などとして、その風光明媚なコース内容も大きな魅力と称えられている。

 「笑顔のウォーカー 緑と清流 ひとつになって」をテーマに今回で14回目となる同イベント。1日目は「精明・宮沢・加治・高麗郷・吾野ルート」を巡るコース。田畑などののどかな自然を満喫するコースや健脚自慢の人におすすめの吾野コースに加え、「高麗郡建郡1300年記念コース」は、高句麗からの渡来人・高麗王若光(こまのこきしじゃっこう)を奉る高麗神社まで足を延ばす。

 2日目は「天覧山・多峯主山・吾妻峡・南高麗・名栗ルート」。飯能の人気観光スポットである天覧山や飯能河原をはじめ、農村風景、豊かな自然を歩く名栗コースを歩く。

 両日とも距離は5キロ(午前10時半~11時出発)、10キロ(同9時半~10時半出発)、15キロ(同9時~9時半出発)、20キロ(同8時半~9時出発)、30キロ(同7時半~8時半出発)の5コース。

 参加者は飯能市役所の中央会場に集合し、各コースの出発時間に合わせてウォーキングをスタートする。吾野ルートの受付けは吾野駅、名栗ルートは東飯能駅東口徒歩3分のバス乗り場に集合し、スタート地点となる名栗会場へバス移動する。

 ウォーキングイベントとして、15歳までの子どもを対象にウォーキングパスポートを発行する「子どもウォーク」、ごみ袋を持って10キロ、20キロを歩く「クリーンウォーク」、高齢者や介護が必要な人などにおすすめの「のんびりウォーク」が実施。

 注目は「ヤマノススメウォーク」。こちらは自分の体力に合ったコースを歩き、完歩証を特設ブースで提示すると同イベント限定のうちわ、ノートが贈呈される。

 中央会場では、飯能をはじめ県内のご当地グルメや横浜中華街などからも多くの店が出店するほか、初日の特別ゲストに「ジョイマン」、飯能ハイキング&ウォーキングPR隊長の「ハイキング&ウォーキング」が、2日目は歌手で俳優のさとう宗幸さんが登場し、お笑いライブや歌を披露する。

 また、今年は参加した記念を写真に収められるよう、高さ90センチ、横180センチ程の記念パネルも設置する。

 参加希望者は当日会場で申し込みを。参加費は1日ごとに大人1000円、小・中・高校生500円。未就学児、飯能市在住・在学の高校生以下は無料。参加賞はゼッケンと地図のみとなる。