増加傾向の建築確認 市長開会挨拶で報告

 

挨拶する大久保市長。中央は砂長議長

 飯能市議会12月定例会(砂長恒夫議長)は、25日開会され、4億4325万7000円を追加して総額を310億9740万4000円すとる平成28年度一般会計補正予算案、市議会議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正、市長・副市長及び教育長の給与等に関する条例の一部改正案など26議案が上程された。

 会期は12月9日までの15日間で、最終日に人事案件4件が追加提案される。

 29日に議案質疑・議案の委員会付託、30日・12月1日に市政に対する一般質問、5日に総務・厚生文教・経済建設委員会、9日に委員長報告・質疑・討論・採決、市長提出追加議案の上程などが行われる。

 ▽大久保勝市長の開会挨拶「本市の人口については9月以降3か月間、連続して増加を示した。また、世帯数についても昨年7月以降増加を示している。

 実際に住宅を建築する際に本市に提出される建築確認申請請求をみると、平成24年度が345件、25年度が消費税増税前の駆け込みで417件、26年度はその反動により減少し、331件だったが、27年度は420件もの申請があった。さらに、今年度上半期現在では昨年度の同時期を上回る申請が出されている。

 このことは、勢いのある今の飯能を証明するものであり、飯能に住んでみたい、住み続けたいという思いの表れ。これからもさらなる展開、新たな施策を講じ、魅力ある発展都市飯能に向け、全力で取り組む」。