初詣に長蛇の列 天候恵まれた3が日

参道に長い列を作る初詣客

 日高市新堀の高麗神社(高麗文康宮司)の正月3が日の初詣客は、約36万人(元日14万5000人、2日12万人、3日9万5000人、同神社調べ)だった。3日間とも天候に恵まれ、訪れた人々が参道に長い列を作り、新年への願いを込めて手を合わせた。

 同神社は、昨年建郡1300年を迎えた高麗郡の初代首長・高麗王若光を祀り、子孫繁栄や家内安全、また、出世明神としても知られる。

 境内では参拝を終えた人々が御守りやおみくじ、縁起物を買い求める姿が見られ、家族と一緒に訪れた同市横手の40代主婦は「家族の健康と平穏無事な1年を願った」と話した。

 同神社では7日まで飛鳥・平城京時代の宮廷装束に身を包み境内をパレードする「古代装束絵巻」、8日、9日、15日、22日には「祭祀舞」が行われる。