ロゴ入り「飾り樽」を寄贈 五十嵐酒造が日高市へ

市役所入口に置かれた「飾り樽」に手をかける谷ケ﨑市長と五十嵐会長
市役所入口に置かれた「飾り樽」に手をかける谷ケ﨑市長と五十嵐会長

「高麗郡建郡1300年のPRに」と、飯能市川寺の五十嵐酒造(五十嵐正則社長)が、高麗郡建郡1300年のロゴマークを印刷した特製の「飾り樽」を日高市に寄贈した。市役所入口に飾られ、来庁舎の注目を集めている。

 寄贈したのは4斗(72リットル)樽3つ。樽に巻きつけるコモに、「高麗1300」が制作・管理する公式ロゴマークをプリントした。

 飾り樽は普段、鏡開きの際や神社への奉納などに使用しており、市役所へ樽を持参した同酒造の五十嵐智勇会長(71)は「飯能もかつては高麗郡だった。節目を祝うPRに役立てば」と挨拶。同酒造では4合瓶用に、馬上から弓矢の腕を競う記念事業の一つ「馬射戲(マサヒ)」をデザインしたラベルの制作も進めているという。

 飾り樽は市役所入口に展示され、谷ケ﨑照雄市長は「目立つ色合いで立派に仕上げて頂き、多くの人に1300年記念事業をアピールすることができる」と感謝を述べた。