ムーミンバレーパーク 「ウインターワンダーランド」開催中

宮沢湖の外周を歩きながら、幻想的な光と音の演出が楽しめる

 飯能市宮沢のムーミンバレーパークでは、冬のイベント「ウインターワンダーランド」が開催中。3月7日まで。今年の注目は、冬季限定の夜のアトラクション「アドベンチャーウォーク」。

 宮沢湖の外周を舞台とした大規模な光の演出と、現実世界に仮想世界の音が混ざり合うソニーによる新感覚の音響体験「SoundAR(TM)」を組み合わせ、散策のペースに合わせて耳元から流れるストーリーを聞きながら、ムーミントロールと一緒に冒険しているような感覚で物語の世界を体験できる。

 昼間の時間帯も楽しめるよう、フォトジェニックな環境演出やフォトコンテストの開催、クイズラリーイベント、冬の味覚を堪能できるメニューや限定グッズなど内容が盛りだくさん。

1207バルーン

 

 ウインターワンダーランド開催中は、ムーミン谷エリアの入口から続く並木道が、「ウインターワンダーロード」として、雪の世界をイメージしたバルーンスカイが登場。冬のムーミン物語に登場する様々なキャラクターが装飾されているところも見どころの一つ。

 パーク探索をより楽しめるクイズラリー「冬にやってきたお客さま」も開催中。パーク内を巡り、冬の間にムーミン谷にやってきた「お客さま」にまつわるクイズを探し、答えをスクラッチで削って出すという新感覚のラリーとなっている。

 問題がわからないときは、ヒントも削って出すことが出来る。正解率が99%と高く、最後には参加賞としてオリジナルバッジがもらえる。販売場所は「はじまりの店」で、300円(税込)。

 レストランにもムーミンの物語をモチーフにした様々なメニューが登場している。昨冬大好評だった「ウインターワンダーランドプレート」は、雪玉のランタンのミートボールにトゥーティッキ帽子のマッシュポテトがモチーフのプレート。

 他にも、パンの器のサーモンスープ「パンバスケット・ロヒケイット」や雪玉のランタンをモチーフにしたミニタマネギが乗った「雪玉のグラタン」(いずれも「ムーミン谷の食堂」で販売、1650円・税込)など見た目もかわいいメニューがお目見え。

 ワークショップも冬限定の「ペーパークラフトでつくるムーミン屋敷ランタン」(2800円・税込)や冬をイメージしたデザインの「ムーミン谷のキャンドル」(3500円・税込)が冬のインテリアにぴったり。

 ベント開催期間中は、インスタグラムフォトコンテストを開催する。パークで撮影した写真をハッシュタグ「#WWLフォトコン」とともにインスタグラムに投稿。最優秀賞に選ばれた人には賞金5万円、その他にも優秀賞、入選を選出し、1デーパスやオリジナルグッズを贈る。

 夜のメインアトラクション「アドベンチャーウォーク」の舞台となるのは、宮沢湖畔全長約1・8キロメートル。事前にスマートフォンにアプリをダウンロードし、スタート地点で起動させると体験者の位置情報に基づき、特定のスポットに入ると連動した音声が再生される仕組みになっている。

 メッツァビレッジのレストラン棟の奥にある専用チケットブースでチケットを購入。スタート地点となる「はじまりのゲート」から体験が始まる。歩きながら物語が進んでいくサウンドアトラクションとなっており、キャラクターと一緒に順路を進むことで、冬の冒険ストーリーを体験できる。

 自分のそばでキャラクターたちが会話し、周りを動き回る様子を音声で感じることができ、体験者が歩くと雪を踏む足音がするなど、まるで物語の世界に入り込んだかのような感覚が楽しめる。

 ムーミン谷エリアには、スマートフォンをかざすことでタンポポの綿毛(種)が舞い、ムーミンやリトルミィなどのキャラクターが登場する体験が出来るエリアが登場。

 アトラクション体験時間は60分から90分程。スマートフォンを利用しない人も、イルミネーション散策や写真撮影などが楽しめる。

 営業時間は、「DAYTIME」午前10時から午後5時、「NIGHTTIME(アドベンチャーウォーク)」午後5時から同8時まで。駐車場は午前9時半から午後9時まで。

 アドベンチャーウォークは、ムーミンバレーパーク営業時間終了後のアトラクションのため、入場には別途チケットの購入が必要となる。チケット等の情報はメッツァ公式サイトhttps://metsa-hanno.com/