八高線の踏切歩道完成 歩行者の横断が安全に

手前の八高線部分の完成で全面開通した歩道。現在は手前部分も緑色にペインティングされている

 飯能市栄町のJR八高線の踏切から柳町の飯能郵便局交差点に抜ける国道299号沿いの歩道(市道)が7日完成し、歩行者は自動車を気にせず安全に踏切を渡れるようになった。

 完成した歩道は、JR八高線と西武池袋線の両線と国道299号線が交差する場所。平成24年度から事業が開始され、総事業予算は2億5400万円。総延長137メートル、幅員2・5メートル。昨年11月、西武線の踏切部分までの123メートルが供用開始され、残りの八高線の踏切部分14メートルの工事完了が待たれていた。

 この日開かれた市議会全員協議会で、大久保勝市長は、「懸案として積極的に進めていた道路改良工事が、完成の運びとなりました。自動車の往来、歩行者の通行も多いところ。歩行者の安全が十分に確保されると考えます」と、工事完了を喜んだ。