第20回「飯能新緑ツーデーマーチ」 ウオーキング特化、3年ぶり開催

過去のツーデーマーチの様子

 新緑の季節を迎えた奥武蔵を歩く第20回「飯能新緑ツーデーマーチ」が5月28日、29日の2日間にわたり開催される。令和2年の18回、3年の19回大会はそれぞれ新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となり、3年ぶりの再開。

 感染防止のため、中央会場(飯能市役所)でのステージを使ったイベント、飲食等の出店はなく、ウオーキングに特化した大会になる。5月16日まで参加申し込みを受け付けている。飯能市、同市教育委員会、日本ウオーキング協会などが主催し、日本市民スポーツ連盟・健康体力づくり飯能市民会議が共催。

 ツーデーマーチは、市民の健康体力づくりを推進するとともに、「緑と清流に恵まれた美しいまち飯能」をPRするため、平成15年からスタート。全国から多くの参加者が訪れる日本最大級のウオーキングイベントに成長し、中止となる前の令和元年の17回大会には2日間で計1万9537人が参加した。

 3年ぶりの再開となる今大会は、中央会場でのステージイベントや飲食店等の出店は行わないほか、各コースの出発式は行わず、受付後、順次スタートする。参加者に対しては、体調チェックやマスク持参をはじめ、ウオーキング中に大きな会話、応援等をしないなどを呼びかけ、感染拡大状況によって大会内容の変更または中止の場合があるとした上で、参加を呼びかけている。

 コースは、大会初日の28日は、天覧山・多峯主山・南高麗・名栗ルートとして、名栗会場(名栗湖)からスタートする健客向けの「名栗30キロ」、中央会場からスタートする「多峯主山・南高麗20キロ」「多峯主山10キロ」「天覧山5キロ」の4コースを設定。

 2日目の29日は、精明・宮沢・加治・高麗郷・吾野ルートとして、吾野駅からスタートし日高市の巾着田、宮沢湖周辺のメッツァなどを歩く「吾野30キロ」、中央会場から精明・加治地区を歩「加治20キロ」「精明・宮沢10キロ」「精明5キロ」の4コースを設けた。

 受け付け・スタート時間は両日とも、30キロが午前7時~8時、20キロが8時~9時、10キロが9時~10時、5キロが10時~11時。ゴール時間は正午から午後4時まで。

 今大会では、参加者は事前申し込みのみ受け付け、参加費は大人1500円、小・中・高校生800円、未就学児無料。市内在住・在学の小・中・高校生は無料。市内在住・在勤・在学または市内に本支店のある企業等で10人以上の団体(小中高校生・未就学児含む)は大人1人あたり200円を割引する。

参加賞として、ゼッケン、コース地図、記念品(狭山新茶・高校生以下にはなし)、大会バッジ、大会誌が配布される。

 また、コースマップのチェックシートのほか、「飯能市ご当地アプリ」を活用し、各コースのスタート、チェックポイント、ゴールに設定されているQRコードを同アプリで読み取ると電子スタンプが集められる。

 申し込みは、市教育委員会教育部スポーツ課窓口にある専用の申込用紙に必要事項を記入し、同課へ直接申し込むか、インターネットで申し込む。

 大会要項は、飯能市役所スポーツ課、各地区行政センター(富士見地区行政センターを除く)、市民活動センター、保健センター、飯能観光案内所、ぷらっと飯能、飯能信用金庫本店、飯能市内各店、市内各スポーツ用品店、飯能商工会議所、NPO法人飯能市スポーツ協会(市民体育館内)で配布、または市ホームページからダウンロード可。参加費は郵便振込で支払う。

 問い合わせは、飯能新緑ツーデーマーチ実行委員会事務局(市スポーツ課)972・6028へ。