大光寺(川寺)で春季例大祭 疫病退散など祈願

身上安全や疫病退散などを願い、護摩を焚く児玉住職ら

 飯能市川寺の大光寺(児玉哲雄住職)で13日、虚空蔵尊春季例大祭が執り行われた。新型コロナウイルス感染拡大防止のため役員のみ立ち会いのもと護摩祈祷が行われ、僧侶たちが身上安全、疫病退散などを祈願した。

 大光寺は大日如来を本尊とし、敷地内にある同寺虚空蔵尊堂では、平成27年3月に県有形文化財に指定された木造虚空蔵尊菩薩像を祀っている。安産守護、家内安全、身上安全、交通安全、学業成就などにご利益があり、毎年春と秋には例大祭が行われている。

 午前10時からの護摩祈祷では、児玉住職と共に円照寺(入間市)、明光寺(狭山市)、常泉寺(同)、龍泉院(飯能市下畑)、清宝院(青梅市)の住職らが読経し、祈願者の成就を祈願した。

 児玉住職は「皆さんのお願い事が叶うように、またコロナの一日も早い収束をご祈願した」と話した。