アイル・コーポレーション(さいたま市) 飯能市へ100万円寄付

目録を手にする町田社長と新井市長

 飯能市が実施する事業に有効に活用してほしいと、アイル・コーポレーション㈱(さいたま市)が、企業版ふるさと納税の仕組みを利用して100万円を寄付した。

 市長応接室で行われた受領式には、町田哲雄社長、井古田晃伸常務、植村敬仁営業本部長が訪れ、町田社長から新井重治市長へ目録が贈られた。

 アイル・コーポレーションは、昭和42年12月に当時の浦和市から現業業務を受託し、能率的に業務を行い市政に寄与することを目的として、施設・建物の清掃管理や警備などを営業科目として、㈱ウラワ・サービスセンターとして設立したことが始まり。その後、平成17年6月に現在の社名に変更。

 自治体と業務上の関わりが深く、公共のスポーツ施設、文化施設、公園施設、社会福祉施設などの指定管理制度による管理・運営のほか、民間施設の清掃業務、設備管理業務、警備・保安業務などの総合管理を行っており、メッツァ(同市宮沢)のオフィシャルパートナー企業の一つとして維持管理業務にあたっている。

 受領式では、新井市長が「頂いた多額のご寄付は、不妊に悩む夫婦を支援するため、検査費や治療費の一部を助成する『飯能市こうのとり事業』に有効に活用せて頂く」と感謝。

 町田社長は、「飯能市をはじめ県内でお世話になっている地域へ還元したいと思い、今回寄付という形を取らせていただいた。使途について飯能市さんにお任せしたところ、こうのとり事業ということで、ぜひ女性が住みやすい地域となるよう有効に活用していただけたら」などと話した。