徳本監督と阪本主将へ「彩のきずな」を寄贈した石森西部地域理事代表(左)と清水常務

徳本監督と阪本主将へ「彩のきずな」を寄贈した石森西部地域理事代表(左)と清水常務

 箱根駅伝へ初出場する駿河台大学駅伝部に地元産の米を食べて力をつけてもらおうと、いるま野農業協同組合(飯能市栄町、石森義朗西部地域理事代表)は、管内の組合員が生産した「彩のきずな」を栄養価の高い状態で精米した「金芽米(きんめまい)」100キロを同駅伝部に贈った。

 「彩のきずな」は、埼玉県で生まれ育ち、生産者が手塩にかけて栽培した米が、消費者と「絆」で結ばれることを願い、名付けられた。県の気候に合い、暑さに強く、病害虫に抵抗性があり、食べても粘りとほどよい甘みが特徴という。

 いるま野は、SDGsによる持続可能な社会の実現の達成に向け、栄養成分と旨み成分が多く含まれる精米技術で金芽米を製造する東洋ライスと包括連携協定を締結し、彩のきずなを使用した金芽米の販売に取り組んでいる。

 駿大駅伝部には5キロ入り20袋が贈られ、陸上競技場で行われた寄贈式では、石森西部地域代表理事と清水洋司常務理事が、徳本一善監督と阪本大貴主将に米袋を手渡した。

 受け取った徳本監督は、「本学の駅伝部は食事の面でも力を入れており、管理栄養士としっかり相談しながら、より効率の良い美味しい食事を選手たちに提供している。減量期を除き、選手たちにはたくさん食べてほしいと伝えている。ほとんどの選手が自分専用の炊飯器を持っていて、それぞれで炊いて食べているので、お米を頂きすごく助かる。特に金芽米は栄養価が高いのでありがたい」と喜んだ。

 また、同大学の狐塚賢一郎副学長も寄贈に感謝し、「選手たちは体作りが基本ということで、頂いた地元産のお米を食べて箱根駅伝で頑張ってもらいたい」。

 阪本主将は、「たすきを最後の大手町まで持って帰ってくることを一番の目標に掲げ、練習に励んでいる。様々な方から農産物などをいただき、栄養の面でもすごく助けになっているので、それを生かして本戦に向けてしっかりと力をつけていきたい」と感謝した。

 米を寄贈した石森西部地域理事代表は、「栄養分とうまみ成分が多い金芽米。組合員が丹精込めて作ったお米を食べて頂き、ぜひ優勝に向けて頑張ってもらいたい。駅伝というのは、応援する人に希望や勇気を与えてくれる。お米の名前も『彩のきずな』ということで、選手の皆さんにはたすきを繋いで絆を深めていただけたら」と激励した。