衆院選埼玉9区 大塚氏が5選 投票率、前回上回る

選挙期間中、有権者と肘タッチを交わす大塚氏

 第49回衆議院選挙は31日投開票が行われ、飯能・日高を含む埼玉9区の小選挙区は、自民党前職の大塚拓氏(48)が11万7002票を獲得し5選を果たした。

 立憲民主党新人の杉村慎治氏(45)は8万756票、共産党新人の神田三春氏(67)は2万1464票だった。

 9区全体の投票結果を見ると、当日有権者数は40万4689人(男20万755人、女20万3934人)、投票者数22万4373人で投票率は55・44%で、前回52・63%を2・81ポイント上回った。

 飯能市の開票結果は、小選挙区は大塚氏が1万8613票、杉村氏が1万3519票、神田氏が4291票。

 当日有権者数は6万7458人(男3万3511、女3万3907)、投票者総数は3万7217人で、投票率は55・17%。前回52・52%を2・65ポイント上回った。

 29か所に設けられた投票所別に見ると、最も投票率が高かったのは東吾野地区行政センターの63・68%で、最も低かったのが下川崎農業センターの47・84%だった。

 日高市の開票結果は、大塚氏1万3816票、杉村氏9315票、神田氏2502票だった。

 当日有権者数は4万6417人(男2万3050、女2万3367)、投票者数は2万6235人、投票率は56・52%で、前回54・68%を1・84ポイント上回った。

 18か所に設けられた投票所別に見ると、最も投票率が高かったのは武蔵台公民館68・55%、最も低かったのは高根小学校45・38%だった。