初出場に期待がかかる駿大駅伝部

初出場に期待がかかる駿大駅伝部

 飯能市阿須の駿河台大学駅伝部は、23日に立川市の陸上自衛隊立川駐屯地周回コースで開催される第98回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)予選会」に出場する。

 昨年の予選会では15位となり、本戦出場権が与えられる10位まであと一歩の所まで力を伸ばしてきた。

 間もなく迎える勝負の時。今年こそ悲願の箱根初出場に向け、チーム一丸となって予選突破に挑む。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、選手・関係者のみによる激励会が同大学内で開かれ、選手や徳本一善監督が意気込みを語った。齋藤友美マネージャー(4年)から選手紹介が行われた。

 昨年の悔しさを知る主将の阪本大貴選手(4年)をはじめ、今年1月に行われた箱根駅伝で関東学生連合チームの9区で出走した町田康誠選手(3年)、先日開催された日本インカレ1万メートルで優勝し、2連覇を果たしたブヌカ・ジェームス・ナディワ選手(4年)、そして、地元飯能市の中学校体育教師を休職し箱根駅伝本選出場を目指す今井隆生選手(4年)らがメンバー入り。

 選手らを前に、大森一宏学長は「皆さんは、コロナ禍という逆境の中、厳しい練習を重ねてきた。まずは予選会の舞台に立てるという喜びを感じて全力で戦ってきてほしい。もちろん、予選会での戦いは厳しいものになると思う。しかし本学駅伝部は、これまで努力を積み重ねることによって、予選会を突破するという目標に毎年少しずつ近づいてきた。厳しい練習に耐えた自分を信じ、そして先輩たちの思いも胸に、力を出し切ってきてほしい」と激励した。

 選手を代表し、阪本主将は「この一年、ただ箱根駅伝に出たいというその思いでチームが一つとなり、どんなに厳しい練習も仲間で励まし合い、支え合いながら乗り越えてきた。間違いなく歴代最強のチームだと思う。今年こそは、箱根駅伝100年という歴史の中に、新たに駿河台大学という名を馳せるよう、全力で励んでくるので応援よろしくお願いします」と挨拶。

 チームを率いる徳本監督は、「毎年着実に力をつけ、これ以上ないという期待出来るメンバーが揃った。最高の状態でスタートラインに立ち、最後にはうれし涙を流したい。選手たちを信じている」と期待を込めた。

 前回の箱根路で関東学生連合チームの一員として9区を走った町田選手は「箱根路では、万全な体調とメンタルで挑めたが、タイムと順位には納得いってない。今年の予選会でしっかりチームとして結果を残して本戦に出場し、もう一度リベンジしたい。コロナ禍という環境だったが、集中して練習はできたので予選会では良いレースをしたい」と意気込みを語った。

 昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染防止の観点から、コースは駐屯地内を周回するコースとし、無観客で実施される。

 41チームが出場し、本大会出場の10枠を争う。予選会は午前9時35分にスタート。ハーフマラソン(21・0975キロメートル)の距離でタイムを競い、各校上位10人の合計タイムにより10校を選び、あわせて関東学生連合チームを編成する。

 同部は昨年、上位10人の合計タイムが10時間38分5秒で総合15位だった。