飯能市長選 18歳まで子ども医療費無償化 質実剛健の新井候補

「頑張って!」「頑張ります!」。拳を握りしめて

 選挙運動に派手な演出は付き物。だが、新人の新井重治候補(68)は質実剛健。筋道の通った持論を軸のある自らの言葉で展開、支持を広げている。

 出陣式会場も穏やか。支援者と候補者との間で、腕を折り曲げて肘付近をぶつけ合う「肘タッチ」や、握りこぶしを作って静かに「ガッツポーズ」をする光景が見られた。

 いずれの行為も、新型コロナウイルス対策でソーシャル・ディスタンスが求められている握手代わりなどの意思表示方法。

 演説などでは、士気を高めるため、威勢よく声を張り上げる場面が多々見られるが、政策重視の新井陣営は穏やか。内に熱い闘志を漲らせ、戦っている。

 新井候補は自身の政治姿勢、政策を次のように述べている。

 「切れ目のない子育て支援にも注力する。一環として、駅近に保育所を設置したい。子ども医療費については中学校まで無償だが、18歳まで延長する。すぐに実行する。私の政治姿勢は市民との対話。市民との対話がなければ市政は進められない。年間を通して各地域に市長自ら出向いて市の事業を説明し、皆さんからの意見は市政に反映する」。