大迫力の救世大観音 文化新聞がドローンで空撮

山頂にそびえる救世大観音

 飯能市上名栗の山頂から、世の安寧を願い、穏やかな表情で見下ろす三体の観音像──。ここは、東京ドーム6・5分、約30ヘクタールという広大な敷地の白雲山鳥居観音。

 標高約460メートルの白雲山には、高さ33メートルの救世大観音、仁王門、本堂などのほか、「玄奘三蔵法師」の霊骨が祀られている「玄奘三蔵塔」といった建造物が建ち並ぶ。いずれも、開祖平沼彌太郎氏が長い歳月をかけて築造したものだ。

 春のサクラ、ミツバツツジ、全山紅葉に彩られる秋……。鳥居観音は、「埼玉百選」にも選出された観光名所の顔も持つ。

 朱に染まる鳥居観音は、北野武監督の映画「Dolls(ドールズ)」のロケ地にもなったことがある。

 問い合わせは、白雲山鳥居観音(979・0666)へ。