集団接種のメイン会場となる総合福祉センター

集団接種のメイン会場となる総合福祉センター

 飯能市は、新型コロナウイルスワクチンの高齢者向け(65歳以上)接種のための接種券(案内・予診票1回分)の第1弾を4月9日、対象者へ発送する。

 市への最初のワクチンは4月第5週目に供給される予定で、市は高齢者施設で接種を開始する方針だ。ただし、初回に供給されるワクチンは1箱(1000回分)と少数。どこの高齢者施設で接種するかについては、調整中という。

 接種券送付に先立ち、今月22日に保健センター内にコールセンターを開設する。市民からのワクチン接種の予約方法、接種できる医療機関、接種についての相談などを受け付け、対応する専門的な部門。

 業務時間は、平日の午前8時半から午後5時15分まで。人員体制(派遣)は4月13日まで5人とし、14日からは5人を追加し、合計10人体制とする。接種についての相談に対応するため、市は4月1日から会計年度任用職員の看護師を1人を任用するという。コールセンターの電話番号は、978・5167。

 来月9日に発送予定の接種券は、65歳以上の高齢者用のうち、第1弾。65歳以上の高齢者の中から、さらに80歳以上など年代別にして送付する。

 この日はまた、集団接種会場の一つに指定している総合福祉センター2階で、市職員と看護師など約50人が参加して、会場開設や運営に関する模擬訓練(シミュレーション)が実施される。

 問診をして基礎疾患やアレルギーなどの有無の確認後、腕に接種。副反応の有無の確認する時間など、接種者1人に要する時間、動線などに問題がないかどうか確認する。

 飯能市が活用するワクチンは、ファイザー社製。

 3月16日現在、ワクチン接種の優先順位は、①医療従事者向け先行接種②医療従事者向け優先接種③高齢者(65歳以上)④高齢者以外の人(基礎疾患のある方等を優先)。このうち、飯能市が主体となって実施するのは、③と④の区分。市内における接種対象の高齢者(65歳以上)数は、約2万6000人。

 接種体制(高齢者)は、大きくに①集団接種と②個別接種の二つ。それぞれの接種開始時期について、個別接種は5月6日、集団接種は10日と予定した。

 集団接種については予防接種センター方式と山間地区巡回方式で実施する。予防接種センター方式の会場は総合福祉センターとなり、月曜から金曜日までの午後12時20分から同3時までの間で接種する。この接種には17医療機関の医師が協力するという。

 山間地区巡回方式による接種会場は各地区の行政センター、各福祉センター、南高麗・名栗診療所となり、計12日間実施する予定だ。

 個別で接種を行う場所として、佐瀬病院、飯能整形外科病院、飯能中央病院、間柴医院の4医療機関が予定されており、1日あたりの接種人数等については現在調整中という。また、サテライト型として、市内医療機関にかかりつけ患者を中心に接種できないか調整を市は行っている。

 飯能市が予定している接種期間は、4月26日以降。1人2回の接種が必要となることから、市の接種量は2月末現在で15万8000回分となる。うち、先行的に接種が開始される65歳以上の高齢者については5万2000回分。

 問い合わせは、飯能市新型コロナウイルス接種対策室(974・3488)へ。