ヤマメの魚信を待つ釣り人(キャンプ場さつき前)

ヤマメの魚信を待つ釣り人(キャンプ場さつき前)

 飯能市を流れる入間川(俗称名栗川)で1日、春の到来を告げるヤマメやイワナの渓流釣りが解禁し、心待ちにしていた大勢の釣り人たちが早朝から繰り出した。

 下名栗地区の開運橋下流を釣り場に選んだ新座市からやってきたという40代男性は、午前5時の解禁の合図と同時に同橋下の渕に仕掛けを投入。イクラを餌に20センチ前後のヤマメを短時間のうちに7匹釣り上げた。

 日が昇って、ヤマメの〝食い〟が悪くなったため、釣りはいったん中断、一緒にきた仲間の釣りを見学しながら、「あの石の前に型の良いヤマメがいるよ」などとアドバイスを送った。

 また、キャンプ場「さつき」には入間市在住の70代男性。「名栗川は近いので、よくきます。解禁日は特別の日。今年は天気も良くて気持ちがいい」と話し、3匹釣り上げたと顔をほころぱせた。

 早朝は、気温がマイナス1度まで下がり冷え込んだが、その後、上昇、絶好の釣り日和の中での解禁となった。

 この日は、水量が乏しく、ポイントも限定的。「雨が降って水量が増えれば、魚が動き出し、もっと釣れるようになります」と今後に期待するベテランもいた。

 入間川を管轄する入間漁協(古島照夫組合長)は、解禁日前日、下名栗地区に100キログラム、その下流の原市場地区に150キログラムの合わせて250キログラムのヤマメの成魚を放した。

 放流されたヤマメのサイズは平均20センチ前後で、釣り人の話しでは、25センチを超える大型も上がったという。

 入間川の渓流釣りの入漁料は日釣りが店売り1200円、現場売りが2000円。9月30日までの釣期で楽しめる。

 問い合わせは、入間漁業協同組合(973・2389)へ。