解体工事が進む清川橋

解体工事が進む清川橋

 飯能市加治地区の成木川に架かる清川(きよかわ)橋(橋長77メートル)で、昨年暮れ頃から行われている架け替えに伴う解体工事は、3月下旬には終了する。

 令和3年度からは、新橋の橋脚や橋台設置といった下部工に移る。新橋前後の道路改良工事も含めると、架橋事業は現スケジュールで最短でも5年度までの継続となる見込みだが、市は通行止めという地域住民の不便を迅速に解消したいことから、状況によっては工事を前倒しして、工事期間の短縮を図る。

 清川橋は、成木川左岸の前ケ貫・征矢町と右岸の落合地区を結ぶ鉄筋コンクリート橋。架橋後約60年が経過し、随所に老朽化が進んでいることから、市が架け替えを計画した。

 架け替え計画決定後、台風19号の豪雨で橋脚などが損傷。が、架け替え事業が控えていることから、市は災害復旧工事を見送った。

 撤去工事について、市は令和2年11月に西武建設(株)と契約締結し、作業に着手。工事用道路の設置及び河川内の作業ヤード整備を行った後、橋面舗装の撤去にかかり、コンクリート部材の切断や圧砕等、橋桁から橋脚、橋台と撤去を進めている。

 現在の清川橋は、車両のすれ違いが困難な4・5メートルの狭小幅員。新橋は歩道含めて全幅10・5メートルと2倍以上の幅員となり、歩道も設置されることから利用者の安全性は、いっきに上向く。

 現在の作業としては、今年度実施中の橋梁詳細設計において、予備設計で決定した構造形式に基づき、橋梁の各部材について地震時の構造解析を行い、工事発注用の図面作成や工事数量計算を行うなどの詳細な設計を実施中。併せて、工事に必要な期間や工事の施工方法、工程などについて検討している。

 今後のスケジュールとしては、2年度中に橋梁詳細設計・用地買収・撤去工事を終え、3年度に用地買収・橋梁下部工(橋脚、橋台)・橋梁上部工(工場製作)、4年度に橋梁上部工(架設工事)、5年度に橋梁前後の道路改良工事に着手する。

 問い合わせは、市建設部道路公園課(986・5079)へ。