日高市は6日、新型コロナウイルス感染拡大の深刻化と緊急事態宣言発令の動きを受け、10日に開催を予定している令和3年成人式について、新成人を会場に集めずオンライン配信により式典を行うほか、地区別に6つの中学校体育館に会場を設け、30分程度、新成人への記念品の配布や記念撮影を行う時間を設けると発表した。

 例年、同市の成人式は、ひだかアリーナを会場に2部構成で行われ、1部の式典では市長らが新成人を祝福し、新成人の男女代表2人が「誓いのことば」を発表、2部では小中学校時代の恩師からのビデオメッセージ上映などが行われきた。

 また、新成人の希望者による実行スタッフが企画や運営、司会進行などを担当するのも特色となっている。

 コロナ禍での今年の成人式については当初、感染拡大状況に応じ、①ひだかアリーナに新成人を集め式典のみ開催②地区別の会場に新成人を集めてオンライン配信で式典開催③新成人を集めずオンライン配信のみで式典を実施、という3つの方法を検討。

 年末年始を経て県内でも感染拡大が深刻化し、緊急事態宣言発令の動きを受け、新成人を集めずオンライン配信で式典を行うことに。

 ただ、式典後は、地区別に新成人に記念品の配布や記念撮影を行う時間を設け、高麗中学校、高麗川中学校、高根中学校、高萩中学校、高萩北中学校、武蔵台中学校の各体育館を会場に、マスク着用、検温等の感染症対策を行いながら30分程度、新成人を迎えることとした。

 式典のオンライン配信はYouTubeのライブ配信により10日午前11時から。谷ケ﨑照雄市長の式辞、来賓祝辞、新成人代表による「誓いのことば」などが予定されており、司会進行や撮影協力などを新成人スタッフが行う。

 新成人には視聴用のQRコードが配布されており、市ホームページや記事中に記載のQRコードからも視聴可能。

 各会場での記念品配布・記念撮影時間は正午から30分程度。

 成人式を担当する市生涯学習課は、「感染拡大状況に応じた3種類の開催方法を検討し、通常の開催ができるようぎりぎりまで準備を進めていたが、国の緊急事態宣言発令情報を受け、全国的に感染拡大が収まらない中、さらなる感染拡大が懸念されることから、新成人が式典会場には集まらないオンライン配信で式典を開催することとした。新成人の門出を揃ってお祝いできないことは大変残念であり、関係者や多くの市民にご迷惑をおかけすることになりますが、現在の社会の状況に鑑みた上で、全ての方々の安全を守るための決定ですので、何卒ご理解・ご協力をお願いします」としている。

 平成12年4月2日から同13年4月1日までに生まれた日高市の新成人は514人(男273人、女241人)。