サイボク社員が先生となって行われた食育特別授業

サイボク社員が先生となって行われた食育特別授業

 日高市立高萩小学校(半田貞晴校長)はこのほど、同市下大谷沢の埼玉種畜牧場・サイボク(笹﨑静雄社長)の協力を受け、5年生を対象に豚をテーマにした「食育特別授業」を行った。

 サイボクは豚の育種から精肉、ハム・ウインナーの製造・販売までを手掛けており、児童たちは同社社員から、豚肉ができるまでの過程や栄養などについて学んだ。

 5年生の総合学習の時間を活用し、同社企画・広報課の吉田英晃課長をはじめ社員5人が学校を訪れ、クラス別に授業を実施。「豚は180日間、体重およそ110キロで豚肉になる」として、紙芝居形式で豚が生まれてから精肉になるまでの過程を紹介した。

 「豚肉を使ったメニューはどんなものがある?」との質問に対し、児童からは「しゃぶしゃぶ」「豚汁」「角煮」「生姜焼き」などの声が上がり、ロース、カタ、バラ、モモなどの部位や、豚肉に含まれるたんぱく質、ビタミンB1などの栄養について説明。

 「豚は“鳴き声”以外は全て食べられる」として、モモ肉のハムの模型をはじめ、豚足、耳、のど、舌などを加工した実際の商品を見せ、「命に感謝し、残さないで食べる気持ちを持ってもらえたら」などと伝えた。

 児童たちはウインナーの試食も行い、授業の最後には、サイボクのマスコットキャラクターの「ヨーク」が登場し、一緒に記念撮影を行った。

 授業を受けた鈴木倖太さんは「豚肉の部位や栄養を知ることができた。ウインナーがやわらかくて美味しかった」。オネジェドゥム・ジャスミンさんは「お肉はちょっと苦手だったけれど、この授業を受けて好きになった。食べられる所がたくさんあり、すごいと思った」と笑顔を見せた。

 サイボクは日高市と安心安全な食品提供を通して市民の健康増進を図るなどとした協定を締結しており、学校給食にも食材を提供。今年は7月に児童生徒約4400人分の豚肉(ゴールデンポーク)を寄贈し、給食の「カレー南蛮」「夏野菜カレー」に使用された。