ムーミンバレーパーク 頭上に3600個のバルーン 秋の収穫祭テーマに園内彩る

北欧の秋の実りを象徴するリンゴをモチーフにバルーンで演出

 飯能市宮沢のムーミンバレーパークで12日から、秋の季節を楽しむハーベスト(収穫祭)をテーマにした空間演出イベント「ムーミンバレーパーク ハーベスト」が始まった。

 会場となる、エントランスの少し先にある「はじまりの入り江」エリアには、北欧の秋の実りを象徴するベリーとリンゴをモチーフにしたバルーンが園路の上空に飾られ、来場者の目を楽しませている。11月8日まで。

 約200メートル続く園路を「ハーベストゲート」「ベリーの道」「りんごの森」の3つのエリアに分け、6メートルほどの高さに約3600個の色鮮やかなバルーンで装飾。

 「ベリーの道」には、ベリーに見立てた赤やピンク、オレンジ色のバルーンがちりばめられ、「りんごの森」では、大きさの異なるバルーンを約130個組み合わせて作った立体的なリンゴが目を引く。

 さいたま市から、やってきたという60代の女性は「とても綺麗なので写真や動画を撮って早速SNSに投稿した。また見に来たい」と笑顔。

 デザインは、フィンランドでうまれたマリメッコなどのデザインを手がける、テキスタイルデザイナー・鈴木マサル氏が担当した。

 イベント開催期間中は、バルーンを背景に撮影した写真をインスタグラムに投稿するフォトコンテストを開催。

 ハッシュタグ「#ハーベストフォトコン」とともにインスタグラムに投稿し、最優秀賞に選ばれた人には賞金5万円、その他にも優秀賞、入選を選出し、賞品を贈るという。

 パーク内のショップとレストランでは、ハーベストをテーマにしたオリジナルグッズやフードメニューとして、リンゴをモチーフにしたコインケースやキーチェーン、リンゴポーチ付きエコバッグのほか、リンゴの甘さとシナモンのスパイシーな香りが楽しめるパンケーキ「シナモンアップルレットゥ」も登場。

今月19日から27日までの9日間、「ハーベストスペシャルウィーク」として、オリジナルグッズのセールや、「ムーミン75周年オリジナル缶バッジ」のプレゼントなどが企画されている。缶バッジの配布時間は期間中の午前10時から午後3時まで、一人ひとつ。

 セールについては、パークオリジナルの一部アイテムを最大50%割引の価格で提供する。そのほか、パーク内の各ショップで5000円以上買い物した人は、パークオリジナルグッズが必ず当たるスピードくじに参加できる。レシートの合算可、レシートは当日限り有効。

 パークの営業時間は、平日午前10時から午後5時、土日祝日が午前10時から午後6時。チケット等の情報はメッツァ公式サイトhttps://metsa-hanno.com/