飯能市の無職女性(87)が、市役所職員や金融機関職員を名乗る男からの電話を受け、キャッシュカード3枚を騙し取られる特殊詐欺(オレオレ詐欺)事件の被害に遭った。

 飯能署によると、1日昼頃、女性宅に市役所職員を名乗る男から「税金を払い過ぎた分のお金が戻ります」「この後、銀行から電話があります」、続いて金融機関職員を名乗る男から「キャッシュカードが古いので交換する必要があります」「職員が行くので渡して下さい」といった電話があり、電話の内容を信じた女性は、午後2時半頃に自宅を訪れた金融機関職員を名乗る男にキャッシュカード3枚を手渡した。

 その後、状況を振り返った女性は不審に思い、翌2日朝に飯能署へ通報した。

 同署は、市役所職員や金融機関職員がキャッシュカードを預かったり、暗証番号を聞く事はないと注意を喚起。また、不審な相手と話さないようにするため留守番電話に設定する、ナンバーディスプレイで相手を確認し、知らない番号には出ないなどの対策を呼びかけている。