鈴木所長(中央)に要望書を手渡す関口区長と堀口区長(大野区長は欠席)。右側は同席した小谷野県議と和田市議

鈴木所長(中央)に要望書を手渡す関口区長と堀口区長(大野区長は欠席)。右側は同席した小谷野県議と和田市議

 日高市の栗原区(関口功区長)、栗坪区(大野光作区長)、元宿区(堀口敬区長)の各区長よりこのほど、歩行者や自転車の通行に危険を伴う箇所のある県道川越日高線の歩道の改善と、台風19号により浸食された民家下の高麗川の護岸の補強を求める要望書が飯能県土整備事務所に提出された。

 区長とともに飯能県土整備事務所の鈴木水弘所長や担当職員、日高市(西8区)選出の小谷野五雄県議、地元の和田貴弘日高市議が現地を視察した。

 栗原区については、段差を知らせる目印として歩道上に2本のポールが立っている場所があり、このポールが妨げとなって歩行者や自転車が車道側に出なければならないことから、ポールの撤去と段差の解消を要望した。

 また、歩行スペース上に電柱が立っている場所があり、歩行者や自転車の通行の妨げになっており、市道から県道へ左折する車も曲がりにくい状況にあることから、電柱の移設を求めた。

 栗坪区については、道路下を横断する水路のフェンスが歩道部分に設置され歩行スペースが狭くなっている場所があり、過去に車道にはみ出した自転車と後方から来たバイクとの接触事故が発生していることから、歩道部分の拡幅を求めた。

 元宿区については鹿台橋下流の高麗川沿い左岸の民家の敷地が昨年の台風19号による増水で浸食され、今後の台風や大雨等で被害が増す危険性があるとして護岸の補強を求めた。

 各区長から県土整備事務所への要望書の提出は小谷野県議の事務所で行われ、要望書を受け取った鈴木所長は、それぞれの箇所について所見や対応策を説明、その後、関係者一同が要望箇所の視察を行った。

 鈴木所長は、栗原区の要望箇所については、「歩道上のポールは、段差につまづいたりしないように、目印として設置しているものだが、歩行者が歩きにくく、自転車も通りにくいのは確か。現場付近は車庫の出入口として使用している地権者もいるので、相談しながら障害物が撤去できるよう検討したい」「該当する電柱は県の道路用地に入っているので、移設の申し入れをして改善を図って参りたい」。

 栗坪区の要望箇所については、「水路のフェンスを撤去し、代わりに蓋を取り付けて歩行空間を確保できるように、水路を管理している市と相談して検討したい」。

 元宿区の要望箇所となる高麗川の護岸については、「過去に蛇籠(じゃかご)での補強を行っているが、上流部では護岸が崩落している場所もある。一帯の護岸を蛇籠で補強しつつ、最終的には河川用地をコンクリート護岸で固めることも検討していきたい」など、それぞれ対応方針を述べた。

 区長、所長と共に現地を視察した小谷野県議、和田県議は、「今回の要望箇所はいずれも危険箇所であり、事故が起きては大変。県道沿いの歩道についてはすぐ近くを大型トラックが往来し、観光客も多く歩く。また、高麗川沿いについては昨年の台風19号のように、今後も予想を上回る大雨も起こり得る。改善を検討頂きたい」と申し添えた。