飯能署はこのほど、飯能市居住の76歳女性からキャッシュカード1枚を騙し取ったとして、住所不定・自称無職の越智優也容疑者(24)、住所不定・大学生の来栖彩容疑者(21)を特殊詐欺の疑いで逮捕した。

 同署は、越智容疑者と来栖容疑者を別の被害者から騙し取ったキャッシュカードを使って現金を引き出した疑いで7月21日に緊急逮捕しており、今回が再逮捕となる。

 7月21日の容疑者2人の緊急逮捕は、管内で特殊詐欺の予兆電話が横行しているのを受けて警戒にあたっていた署員が午後3時頃に川寺の路上で挙動が不審だった越智容疑者に職務質問した所、越智容疑者は来栖容疑者のいる車に乗り込み籠城、他人のキャッシュカードでATMから現金50万円を引き出したことが分かり、緊急逮捕した。

 今回の再逮捕の内容は、その後の調べにより、容疑者2人が7月21日午前10時頃から数回にわたり、76歳女性宅に電話をかけ、市役所職員や金融機関職員を名乗り「保険料の還付金がある」「職員を自宅に向かわせるので、キャッシュカードを渡して下さい」などと話し、女性宅を訪問、同日午後2時55分頃、キャッシュカード1枚を騙し取ったというもの。

 容疑者2人は現金の受け取り役となるいわゆる「受け子」。何者かと共謀して複数の犯行に及んだと見られ、同署は引き続き、余罪や他の人物の犯行への関与などについて調べを進めている。