新商品の名栗新茶まんじゅうを手に佐野会長

新商品の名栗新茶まんじゅうを手に佐野会長

 地域を代表するような産品を作り出し、活性化の一助にしようと活動する飯能市名栗地区の住民有志で構成される「なぐり特産品協議会」(佐野元一会長)は、名栗で栽培された茶を生地に混ぜた「名栗新茶まんじゅう」を開発し、今月10日から期間限定で販売開始した。

 名栗湖下の飯能市農林産物加工直売所(以下、加工直売所)の調理室を指定管理者から借り、同所で製造・販売している。

 なぐり特産品協議会といえば、真っ先に頭に浮かぶのが、白と茶色のふっくらした皮と、ほどよい餡子の甘さが人気を呼び、地域を代表するような〝味〟に成長した「名栗まんじゅう」。

 新商品の名栗新茶まんじゅうは、名栗まんじゅうの生地に地域で手塩にかけて育てられたお茶(粉茶)を練り込んだもの。お茶特有の香りと、渋みがほのかに感じられるのが特徴だ。

 山間の名栗地区は、昼と夜の気温差がはっきりしているなどから、お茶の適地ともいわれ、中で、山際などの栽培地で手摘みされた「山茶」は、最上の味と称えられている。名栗新茶まんじゅう製造に使用されたお茶は、この山茶という。

 材料のお茶に香りがひときわ際立つ新茶を用いているため、名栗新茶まんじゅうの販売は7月31日までの期間限定。値段は1個130円(名栗まんじゅうは120円)。

 販売開始初日の10日は、特産品協議会が市役所正面玄関脇で定期的に実施している物産の出張販売日。ここに新開発した新茶まんじゅう150個を試しに搬入したところ、あっという間に完売するという売れ行きを見せた。 

 佐野会長(63)は、「施設が『ノーラ名栗』の愛称のもと、新しく生まれ変わったので何か新商品をということで、名栗新茶まんじゅうを開発しました。今後は、秋にクリ、サツマイモ、冬にはユズなどと名栗の季節ごとの農産品などを材料に採り入れた四季折々の商品を開発していきたい」と、抱負を語る。

 加工直売所の営業時間は午前10時~午後5時。無休だが、水曜日だけ名栗新茶まんじゅうの販売は行わない。問い合わせは、979・0010へ。