飯能市在住15人目の感染者 陽性患者と同居の男性

 県は20日、飯能市在住の40代の男性会社員が新型コロナウイルスに感染していたことを発表した。市内在住で確認された陽性患者はこれで15人。

 この男性会社員は、県が9日に感染を発表した市内在住の30代の女性医療従事者と同居する家族。市内在住者から感染が確認されるのは、15日に未成年の男子学生が陽性と判明して以来。

 県保健医療政策課の発表によると、40代の男性会社員は、13日に頭痛を発症、19日にPCR検査で新型コロナウイルスに感染していることが判明した。

 同居の家族は3人で、県は引き続き濃厚接触者の感染の有無を調べている。

 市では、正しい情報に基づいた冷静な対応、不要不急の外出の自粛、手洗いや咳エチケットの徹底、「3密」の回避、クラスター(小規模な患者の集団)の発生リスクの低減などに努めるよう呼び掛けている。

 相談・問い合わせは、県新型コロナウイルス感染症県民サポートセンター(電話0570・783・770、土日祝日も24時間対応)や、狭山保健所(電話04・2954・6212、平日午前8時半~午後5時15分)。