鉢植えのヤグラネギの手入れをする鈴木さん

鉢植えのヤグラネギの手入れをする鈴木さん

 飯能市中山の鈴木孝さん(60)は、ネギの先に新たにネギの株をつける「ヤグラネギ」を家庭菜園で育てており、先端の株に小さなネギが生え始めた。鈴木さんは「なかなか珍しいでしょう」と話している。

 普通のネギは5月頃になるとネギの先端に丸く小さな花が集まったいわゆる「ネギボウズ」ができ、やがて種となるが、ヤグラネギは、ネギボウズの代わりにネギの先端に新しい株ができ、そこから直接新しいネギが伸びる。

 株を切って植えることで、数を増やすことができ、株から伸びるネギの形状が櫓(やぐら)に似ていることからヤグラネギと呼ばれるようになったという。

 鈴木さんは2年ほど前に山梨に旅行に行った際、旅先で出会った人にこのヤクラネギを分けてもらい家庭菜園に植えたりや鉢植えにして栽培。今年もネギの頭に株ができ、新しいネギが生え始めた。

 味は一般的なネギと同じらしいが、「今のところ鑑賞用にしているので、まだ食べたことはない」という。

 自宅前の家庭菜園ではイチゴ、パセリ、トマト、ピーマン、ナス、シソ、ノラボウ、ニラなど豊富な種類を栽培しており、「新型コロナの影響で家にいる時間が多いので、土いじりが楽しみ」と話している。