飯能市でも、特別定額給付金の受け付けが始まっているが、市は市役所職員を名乗り、優先的に10万円がもらえるなどとして、マイナンバーや銀行口座などを聞き出そうとする振り込めサギの予兆電話が確認されていることから、ホームページを通じて注意喚起している。

 市の特別定額給付金事務については、今月15日の初回給付に向け、7日に約3万5000通の申請書を発送、8日から郵送等による申請受け付けを開始している。オンラインの申請件数については、6日現在で約400件という。

 4月20日に閣議決定された「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」を受け、市は5月1日、企画調整課内に「特別定額給付金対策室」を設置。給付に向けた取り組みを進めていた。

 条件を満たした人へ一律10万円が給付される特別定額給付金だが、市によると、市役所職員を騙り、「給付金の関係で電話をしました。マイナンバーカードを持っている人は、優先的に給付金10万円がもらえます。この電話で申請ができますので、マイナンバーと銀行口座、名前、住所を教えてください」などという新型コロナウイルスに便乗した振り込めサギの予兆電話が確認されているという。

 このため、市はホームページで注意喚起するとともに、受給対象世帯への特別定額給付金申請書に「給付金のサギに注意!!」のチラシも同封した。

 チラシには暗証番号・通帳・口座番号・キャッシュカード・マイナンバーを、「絶対に教えない!渡さない」ことと太書きされているほか、「現金自動預払機(ATM)の操作をお願いすること」「受給にあたり、手数料の振り込みを求めること」「メールを送り、URLをクリックして申請手続きを求めること」について、「市区町村や総務省が行うことは絶対にありません」との注意文も併記した。

 「怪しいな?」と思ったら、次の連絡先に相談するよう呼び掛けている。

 ▽消費者ホットライン(局番なしの3桁)=188▽飯能市役所=973・2111▽警察相談専用電話=#9110▽新型コロナウイルス給付金関連消費者ホットライン=0120・213・188▽飯能警察署=972・0110。