連休明け後に業務開始 新しくなった商議所会館

建て替えられた大通りに面した商工会館

 飯能商工会議所(矢島巌会頭)が、大通り沿いの旧会館跡地で建設を進めていた地元西川材を多用した新商工会館は、外構工事などを残して完成した。

 新会館は、木造2階建(床面積782・90平方メートル)で、木材がふんだんに用いられた温かみのあるデザイン。さらに、ガラスを外壁の一部に採用するなど、採光性にも優れた作りとなっているのが特徴。

 建物は大通りに面した駐車場を挟んで、主に東棟と西棟などで構成。西棟1階には観光案内所、観光協会事務室、商工会議所執務室、書庫、2階に会議室、応接室など。東棟1階には多目的ホール、2階には中会議室、貸室などが配置されている。

 このうち、東棟1階の多目的ホール(4400平方メートル)と2階の中会議室(400平方メートル)については7月中にも一般に貸し出される。

 予定では、この大型連休を利用し、仮事務所として間借りしていた東京電力パワーグリッド(株)川越支社飯能事務所内から移転し、連休明けの7日から業務開始する。

 新会館は奥むさし飯能観光協会、飯能ロータリークラブ、飯能ライオンズクラブ、飯能青年会議所、アクサ生命保険との共有。