日高市で初の感染者 飯能市は計5人に

 日高市で17日、初めてとなる新型コロナウイルス感染症の感染者が確認された。飯能市立南高麗小学校に勤務する50代男性教職員。また、飯能市では17日に20代男性会社員、18日に60代男性会社員の感染が相次いで確認され、飯能市内での感染者は計5人となった。

 県や飯能市教育委員会によると、県内575例目となる日高市居住で南高麗小勤務の50代男性教職員は、8日に37~37・4度の微熱があり、10日まで同校に通常通り勤務し、11日以降は自宅待機。15日にPCR検査を受け、17日に陽性と判明した。同居家族は2人。

 学校は臨時休校中で同職員と児童との濃厚接触はなく、他の濃厚接触者については調査中。市教委は同校の教職員を今月26日まで自宅待機とし、児童に対しても26日まで自宅待機するよう保護者へ依頼した。

 県発表576例目となる飯能市居住の20代男性会社員は11日に38・2~41・5度の高熱があり、PCR検査の結果、17日に陽性と判明。同居家族は3人。濃厚接触者は調査中。

 県発表610例目となる飯能市居住の60代男性会社員は10日に寒気の症状があり、PCR検査の結果、18日に陽性と判明。同居家族は2人。濃厚接触者は調査中。

 いずれも感染経緯などについては公表されていない。

 飯能市内では5日に60代の夫婦、15日に20代男性会社員の感染が確認されている。