新型コロナウイルス感染拡大を受け、安倍晋三首相が27日、3月2日から春休みに入るまでの間、児童・生徒の学校での感染防止として、全国の小中学校、高校、特別支援学校を臨時休校にするよう要請する考えを表明。埼玉県の大野元裕知事も28日、感染症拡大防止のため、県立中学・高校を臨時休校とすることを決定、県内市町村立学校及び私立学校にも同様の対応を要請するメッセージを発表した。

 これらを受け、対応を協議していた飯能、日高両市教育委員会は28日、いずれも小中学校を臨時休校とすることを決めた。

 それによると、飯能市は3月5日から春休みに入る26日まで、日高市は3月2日から同じく26日までの間が臨時休校となる。

 日高市は臨時休校中、学童等に通えない、または預け先がなく、自宅で一人で過ごすことができない小学3年生以下の児童については、午前8時20分から午後3時までの間、学校で受け入れるとした。また、修了式は行わないこととしたが、卒業式の実施については、まだどうするか決定はしていない。成績表は、3月23日から25日の間、保護者に学校へ取りに来てもらい、都合がつかない家庭については学校に相談するようお願いした。

 飯能市は5日からの臨時休校とし、臨時休校中の児童・生徒の過ごし方や卒業式の開催、成績表の受け渡し方法などについては5日までの間に決定する考え。

 先立ち27日、同市は「市新型コロナウイルス感染症対策本部」を設置するとともに、「市主催イベント等への対応について」とした行事開催の考え方も発表した。