規制線が張られた現場周辺道路

規制線が張られた現場周辺

 29日午前1時15分頃、飯能市美杉台3丁目地内の路上で、同市に住む男性(50)が何者かに拳銃のようなもので撃たれ重傷を負う事件が発生。犯人は逃走しており、飯能署は殺人未遂事件として捜査を進めている。

 同署によると、女性から「知人が突然倒れた」と119番通報があり、救急車が駆けつけたところ、男性が路上で血を流して倒れており、搬送される際、「銃で撃たれた」と話したという。救急隊が男性に銃創のような傷があるのを確認したことから、消防を通じて警察に通報した。男性は重傷を負ったが、命に別条はないという。

 同署は、犯人が拳銃のようなものを所持して逃走していると見て行方を追っている。また、飯能市、日高市の防災行政無線で市民へ注意喚起を行い、事件の発生を伝えるとともに、犯人が逃走しているため、発生場所付近では周囲を警戒し、在宅中でも玄関や窓等を施錠する、不審者を見かけた際には直ちに110番通報をするよう呼びかけている。

 午前10時現在、美杉台入口交差点の西側となる現場周辺には規制線が貼られ、警察官が車両や通行人に迂回するよう指示。閑静な住宅街として知られる同地区での事件に、周辺住民は驚きの表情を見せている。

 現場近くに住む50代男性は「夜中にパーンという音を1回聞いた。その後に救急車のサイレンが聞こえてきた。現場には行かなかったが、朝、警察の人が訪ねて来て事件のことを聞いて、まさかそんなことが、と驚いた」、70代女性は「交通事故なのかな、と思ったが、ずいぶんパトカーが来るのでおかしいなと思った。30年近く住んでいるが、こんな事件は聞いたことが無い」と話している。