飯能高校と飯能南高校を統合し、新設高校を設置する案が浮上した問題で21日、飯能市議会(平沼弘議長)は、6月議会最終日に追加提出された「『魅力ある県立高校づくり第1期実施方策』の撤回を求める決議」を全会一致で解決し、改めて両高校の統合案に反対する意思を明確にした。

 この日から公務復帰した大久保勝市長も、病後とは思えないはっきりした大きな声で、「実施方策の撤回を求める決議を頂き、感謝します」「市、市教委としても議会と寸分の狂いもなく歩調を合わせて県、県教委宛に撤回要求書を提出します」と宣言し、市、市教委も、市議会と共に統合案の撤回を求めていくことを明らかにした。

 決議は、「(18日に行った)決議、要請を無視し、19日開催の埼玉県教育委員会定例会へ強硬に議案を上程したことは到底納得できるものではありません」「県民感情、市民感情を軽視し極めて遺憾」と抗議し、再度実施方策の撤回を強く求めた内容。

 県教委は、市や市議会と調整の上、来飯しこの方策案を説明し両校統合案への理解を求めていく方針。