アジア陸上で獲得した金メダルと銅メダルを手に報告会で笑顔を見せる若林選手

アジア陸上で獲得した金メダルと銅メダルを手に報告会で笑顔を見せる若林選手

 飯能市阿須の駿河台大学(大森一宏学長)の陸上競技部に所属する若林康太選手(21)は、カタール・ドーハで開催された「アジア陸上競技選手権大会」に日本代表として出場し、男子4×400メートルリレーで金メダル、男女混合4×400メートルリレー銅メダルを獲得に貢献。さらに、神奈川県横浜市で開催された「世界リレー横浜大会」において、男子4×400メートルリレーで初となる4位入賞を果たし、日本チームは上位10位までに与えられる世界陸上競技選手権大会への出場権を獲得した。このほど同大学キャンパスで開かれた報告会には、大森学長、入江孝信理事長をはじめ同学陸上競技部員など多くの関係者が出席し、若林選手の活躍を祝福した。

 報告会では、アジア陸上競技選手権大会で獲得した金メダルと銅メダルが披露され、同大会や世界リレー横浜大会での若林選手の活躍をまとめたショートムービーが上映されたほか、オリンピック強化選手に選ばれたことなどが報告された。

 オリンピック強化選手に選ばれたことで、平成8年に東京都に建設された競技者用のトレーニング施設「味の素ナショナルトレーニングセンター」の利用や、選手指導を研究している「ナショナルコーチアカデミー」などのサポートを受けることができる。

 若林選手は、「初めて日本代表として派遣され、アジア選手権と世界リレーを走った。まず感じたことは自分よりもさらにレベルの高い選手たちと生活していく中で、意識の差や経験の違いを感じ、多くの刺激を受けた。日本国内では体験できないようなハイレベルな試合を経験したことで、世界との差を感じることができた」といまの自分の実力を分析しながら国際大会を振り返った。

 大森学長は、「アジア選手権大会が初めての国際デビューだと聞いていたので、まさか金メダルを獲って帰ってくるとは思っていなかった。本当に素晴らしい活躍を見せてもらった。世界と自分の差を実感したと言うが、若林選手はまだまだ伸び代があると思うので、これからもがんばっていただきたい」と活躍を称えた。

 今後の予定について質問された若林選手は、「オリンピックに出場することが夢だったが、今は出場できる可能性がある場所に立っている。まずはオリンピックに出場し、そこで満足するだけでなくその先を見据えて努力を重ねていきたい」と話し、「オリンピックに出場するには、これから選考が始まる世界選手権の代表メンバーに入って決勝まで勝ち進む必要がある。まずは日本選手権で優勝を目指し、確実に世界選手権の代表メンバー入りを狙いたい」とオリンピック出場を目指し、目標達成までの道のりを語った。