奉告祭を終え、参列者に挨拶する高麗宮司

奉告祭を終え、参列者に挨拶する高麗宮司

 「令和」に元号が変わった1日、日高市新堀の高麗神社(高麗文康宮司)で新天皇の即位と改元を神に奉告する「践祚改元奉告祭(せんそかいげんほうこくさい)」が執り行われ、多くの参拝者が参列した。

 奉告祭は午前9時から約30分間にわたって本殿で行われ、終了後、祭司を務めた高麗宮司は「無事にご譲位が済み、感慨深く見守った方、寂しい気持ちで見守った方もおられたと思う。令和のことがたくさん叫ばれており、譲位がもたらす国民の奉祝の気持ちは大きなものがあると感じている。陛下のお気持ちを厳粛に受け止め、国民がきちんと国の事を考え、この国を作っていくことが大切。令和の時代の幕開けというものは、より一層、我々自身の責任といったものを強く認識をすべきと考えている」などと述べた。

 日高市原宿在住の金澤哲さん(48)は妻、高校3年生の長男と一緒に参列。「私や妻が息子と同じ高校生の頃、昭和から平成へと元号が変わったので、当時の事を思い出す。息子ももう少しで巣立っていくことになる。平和な時代を願うとともに、家族が健康で過ごしていけたら」と話した。

 また、境内には令和最初の日付が入った御朱印を求める人々が多数訪れ、受付に長蛇の列を作った。坂戸市在住の板倉弘美さん(61)は、30日にも同神社を訪れ平成最後の御朱印を入手し、1日朝には「令和元年五月一日」と記された御朱印を手に入れた。

 板倉さんは「色々な神社の御朱印を集めているが、高麗神社は最も身近でいつも来ているので、平成最後と令和最初の御朱印を頂こうと決めていた。良い記念になる」と笑顔を見せ、新時代へ「平成は大きな災害が多かった。2人の孫がいるので、健やかに成長してくれるように、平和な時代が続いて欲しい」と願った。