ホッケー選手として、ともに活躍する飯能市役所勤務の北里謙治さん(29)と、飯能南高校卒業生で立命館大学に通う藤島来葵(らいき)さん(19)が、埼玉県の「彩の国2020(にせんにじゅう)ドリームアスリート」に認定された。来年の東京オリンピックで活躍し、県民に大きな夢を与えてくれるよう、県が強化費などを助成してサポートする事業。このほど、県が発表した。

 県は、2020年の東京オリンピックに向けて、平成28年度から未来のオリンピアンの育成に取り組んでいる。

 今回、同プロジェクトの31年度「彩の国2020ドリームアスリート」に選出されたのはオリンピックに出場、活躍が期待できる埼玉県にゆかりのある60人(17競技)。

 このドリームアスリートに認定されることで、選手たちは「特別強化費の助成」と「スポーツ科学による支援」を両輪とした県のサポートを受けることができる。

 北里さんは、地元社会人ホッケーチーム「ALDER(アルダー)飯能」に所属し、主将を務める。熊本県出身で、小国町スポーツ少年団、小国中学校、小国高校、山梨学院大学を経て、平成24年に飯能市役所に就職。

 現在、社会体育の企画・普及、スポーツ大会の開催などを担当する教育委員会生涯学習スポーツ部スポーツ課に勤務する。日本代表経験も豊富で、キャップ数(代表としての試合数)は120を超える。日本代表、アルダー飯能でも攻守の要。

 北里さんのドリームアスリート認定は29、30年度に続いて連続3回。

 藤島さんは飯能一中、飯能南高校を経て、立命館大学に在籍。北里さん同様、29年度から3年連続の認定となった。

 特別強化費の助成は、ドリームアスリートの強化活動を経済的にバックアップするもので、1人に対し1年間最大40万円が助成される。選手は、この助成費を遠征費・合宿費(国内外)、個人コーチ・トレーナーに係る費用、コンディションの維持・向上に係る費用に利用できる。

 スポーツ科学による支援については、平成国際大学スポーツ科学研究所で実施予定の身体能力の測定などのほか、フィジカルトレーナー、管理栄養士、メンタルトレーナーの指導を受けられる。

 彩の国2020ドリームアスリートの認定期間は、今年4月1日から令和2年3月31日まで。

 北里さんは現在、ホッケー日本代表「サムライジャパン」の一員としてオーストラリアで合宿中。また、藤島さんはサムライジャパン候補選手として、この合宿メンバーに加わっている。