東飯能駅前をスタートし市街地を駆け抜ける選手たち

東飯能駅前をスタートし市街地を駆け抜ける選手たち

 飯能地方の新春を飾る一大行事、第17回「奥むさし駅伝競走大会」が27日開催され、高校の部67、一般の部149の計216チームが出場した。晴天ながらも寒風が吹きすさぶ中、選手たちは大会会長の大久保勝市長の号砲を合図に東飯能駅西口を一斉にスタートし、西吾野駅付近を折り返し銀座通りでゴールする38・6キロ6区間をタスキでつないだ。高校の部は埼玉栄が1時間58分15秒で連覇、一般の部は初出場の埼玉医大グループが1時間56分0秒で初優勝を果たした。地元勢は高校の部で聖望が5位入賞、一般の部では駿河台大Aが4位、新電元工業が8位に入賞した。

 高校の部は、1区で仙台育英Aがトップに立つと3区まで首位をキープ。埼玉栄は1区で8位と出遅れたが、2~4区が区間賞の走りで猛追すると4区で仙台育英Aをかわしてトップに。最終6区で差を詰められるも、11秒差で逃げ切った。埼玉栄は昨年に続く連覇で15回目の優勝。

 聖望は1区の久保田徹が3位と好調な滑り出しを見せ、上位争いを展開。5区で7位に後退するも、アンカーの青柿響が5位まで順位を上げフィニッシュ。このほかの地元勢は飯能南が47位、自由の森学園が61位、飯能が65位だった。

 一般の部は、1区で駿河台大Aのブヌカ・ジェームスが一気に飛び出し独走、駿河台大Aは2区までトップを維持するが、3区で埼玉医大グループの三田眞司が区間賞の走りで4位から一気に1位へ。さらにコモディイイダが4区で首位に出たが、6区で埼玉医大グループのアンカー柴田純一がコモディイイダの佐藤晃章を抜き去り初出場で初優勝を飾った。

 序盤にスタートダッシュを決めた駿河台大Aは5区まで3位と粘りのある走りを見せたが、6区で武蔵野学院大にかわされ4位。新電元工業は中盤11位まで後退し苦しんだが終盤順位を上げ8位まで巻き返した。

 飯能・日高の地区体育協会による地区対抗の部は、加治体育協会Aが優勝し3連覇、2位は高根地区体育協会、3位は高麗地区体育協会だった。

 7度目の出場で、4月にプロ転向を表明している公務員ランナーの川内優輝(埼玉県庁走友会A)は昨年同様1区に登場、一際大きな声援を集めたが、後半失速し区間8位に終わった。

 沿道には多くの市民が繰り出して声援を送り、各中継所付近に設けられた接待所では地元関係者らが温かい飲み物を、また閉会式会場では飯能市くらしの会が豚汁を振る舞い、走り終えた選手たちをねぎらった

 各部門の入賞チーム、区間賞は次の通り。

 ■高校の部

 【入賞】▽1位=埼玉栄1時間58分15秒▽2位=仙台育英学園A1時間58分26秒▽3位=武蔵越生A2時間16秒▽4位=花咲徳栄A2時間33秒▽5位=聖望学園2時間40秒▽6位=西武台千葉2時間1分5秒▽7位=佐久長聖A2時間1分6秒▽8位=國學院大學久我山B2時間1分17秒

 【区間賞】▽1区=吉居大和(仙台育英A)30分6秒▽2区=佐藤快成(埼玉栄)16分59秒▽3区=宮坂大器(埼玉栄)13分15秒▽4区=脇坂進之介(埼玉栄)13分5秒▽5区=鈴木芽吹(佐久長聖A)14分34秒※区間新▽6区=喜早駿介(仙台育英A)27分42秒※区間新

■一般の部

 【入賞】▽1位=埼玉医科大グループ1時間56分0秒▽2位=コモディイイダ1時間56分33秒▽3位=武蔵野学院大1時間56分59秒▽4位=駿河台大A1時間57分1秒▽5位=警視庁陸上競技部1時間58分27秒▽6位=SETAGAYA PJT1時間59分0秒▽7位=関東学院大A1時間59分5秒▽8位=新電元工業1時間59分46秒▽9位=NTT東京陸上競技部2時間7秒▽10位=長野市駅伝部2時間23秒

 【区間賞】▽1区=ブヌカ・ジェームス(駿河台大A)29分22秒※区間新▽2区=黒田雄紀(コモディイイダ)、丸山竜也(SETAGAYAPJT)16分43秒▽3区=三田眞司(埼玉医大グループ)12分45秒※区間新▽4区=黒河一輝(コモディイイダ)12分40秒※区間新▽5区=木田貴大(コモディイイダ)14分44秒▽6区=ワンブア・タイタス(武蔵野学院大)27分0秒※区間新

■地区対抗の部

 【入賞】▽1位=加治体育協会A2時間24分20秒▽2位=高根地区体育協会2時間27分36秒▽3位=高麗地区体育協会2時間29分56秒