大江戸線に掲示される「飯能紹介」中吊りポスター・返礼品版(手前)※写真はイメージ

大江戸線に掲示される「飯能紹介」中吊りポスター・返礼品版(手前)※写真はイメージ

 電車内の広告が全車両「飯能一色」の列車が、年末年始の「都営大江戸線」に登場し、23区内居住者、都心に通う通勤通学客、クリスマスイベントで都心を訪れた人、帰省客、初詣客、観光客に「丸ごと飯能」を紹介する。

 この試みは、東京の中心部を走り、1日の乗降客数が95万人を数える都営大江戸線を利用し、日本の中心から全国へ飯能の認知度アップにつなげ、ふるさと納税寄附賛同者を募るなど自主財源の確保を図り、農のある暮らし「飯能住まい」の魅力を広く広報し、飯能への移住定住に関心を持ってもらうことが目的。

 広告は、車両前後と中央に吊り下げられる中吊りポスター計8種、乗降口脇のドア横ポスター4種、荷物棚の上に掲示される窓上ポスターの合計20種。

 山林が76%を占める飯能のイメージに合う緑色を基調に、西川材がイメージできる木の切り株のデザインと、共通のキャッチフレーズ「堪能。はんのう。飯能市」の文言が随所に登場。ふるさと納税返礼品をメーンに、メッツァ、天覧山、割岩橋のライトアップ、トーべ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園など観光名所や、農のある“半農”暮らしなど移住定住促進策を紹介している。

 ドア横ポスターは、緑一色に白字で「突然ですが……」「ススンデル!飯能市。」などという目を引くフレーズが大書され、文字でびっしり11行にわたって飯能を紹介している。

 「突然」で始まるポスターは、飯能の概略が紹介され、豊かな自然、“半農”ライフ、ムーミンバレーパークなど観光、仕事・遊び・子育てに“万能”な街をアピール。「ススンデル!」は、市の地方創生に向けた取り組みがまとめられている。

 ドア横ポスター以外は、大きな写真がふんだんに使われ、窓上ポスターは、主に返礼品が一つひとつ大きな写真で紹介されている。

 飯能丸ごと宣伝列車は、1編成8両。24日から1月6日までの14日間、1日4~5往復運行される。飯能からの乗車は、西武池袋線練馬駅からの乗り換えが便利。しかし、この列車の発着時刻は、点検や運行の都合上定まっておらず、運行前日にならないと、およそ何時頃に、どの駅を通過するかは分からないため、乗車を希望する場合は、沿線の駅で待つ必要がある。

 このプロモーションに対する市の支出は約300万円。