見事な技術で次々にワカサギを釣り上げる組合員。豊漁が期待

見事な技術で次々にワカサギを釣り上げる組合員。豊漁が期待

 飯能市下名栗にある名栗湖で11月1日、ワカサギ釣りが解禁するが、入間漁業協同組合(古島照夫組合長)は24日、試し釣りを行ってワカサギの成長や釣れ具合を調べた。

 試し釣りに臨んだのは、漁協理事4人と、同湖の釣り場としての環境改善や釣り人から遊漁料を徴収する業務を担う監視員(組合員)ら。

 釣り場設定してある名栗カヌー工房近くの入り江に向け、工房が用意したボートで午前9時半頃に出船。各自、ここぞというポイントに停泊し、仕掛けを投入して釣りを開始。

 台風24号の影響による増水で湖水はまだ白濁し、湖面にはボートの操舵を妨げたり、湖に投入した仕掛けに絡んで邪魔になる樹木の枝葉が浮かぶなど条件はいま一つ。それでも、仕掛け投入直後から平均体長5~6センチのワカサギが次々に掛かり、関係者はひと安心。

 ボート釣りのほか、ボートが発着する桟橋上からも試し釣りは行われ、2時間半ほどの間で、ボート釣りは平均50匹、桟橋は75匹という結果。ボート釣りは5人が、桟橋からは1人が調査を行った。

 この日は、1112メートルほどの水深で、水面から7~8メートルのところに比較的頻繁に群れが回遊。これに遭遇して一度に3~4匹釣り上げる人もいた。

 名栗湖では、レンタルボートと河川の流入部や、入り江に架かる橋上の二つの方法でワカサギ釣りが楽しめるが、釣果が安定しているのは、魚の群れを魚群探知機で探りながらポイントを移動できるボートからの釣り。ボート釣りは、名栗カヌー工房用意のボートで出漁するのが決まり。

 試し釣りを終えた理事の一人は「昨年の試し釣りはさっぱりだったが、今年はまずまず。サイズは小さいが、解禁日は楽しめるはず」と笑顔。入間漁協は解禁に向け、ワカサギ卵1000万粒を名栗湖に人工放流している。自然産卵も確認されていることから、ワカサギの魚影は濃さそうだ。

 ワカサギ解禁時間は午前7時。入漁料は700円。ボート使用料は入間漁協の組合員で1500円、一般の釣り人は2500円。ボート釣りは、風で流されないよう湖面に浮かべられたロープにボートを固定して行う。

 問い合わせは、入間漁協(973・2389)、又は名栗カヌー工房(979・1117)へ。