除幕を終え、記念碑を囲む関係者

除幕を終え、記念碑を囲む関係者

 日高市は、昨年9月に天皇皇后両陛下がご訪問された巾着田曼珠沙華公園(高麗本郷)に「天皇皇后両陛下行幸啓記念碑」を建立し、17日、除幕式を行った。見頃を迎えたマンジュシャゲに彩られた会場には、谷ケ﨑照雄市長をはじめ市関係者が多数出席し、歴史的な慶事を後世に残したいとの願いを込め、除幕を行った。

 記念碑が設置されたのは、両陛下が御料車(ごりょうしゃ)を降り群生地へ向かわれた第1駐車場内の群生地入口。

 碑は自然石を用い、高さ約1・2メートル、幅約2・3メートル。表面には「天皇皇后両陛下行幸啓記念」の文字、裏面には両陛下が群生地を散策中の御姿のレリーフとともに、谷ケ﨑市長の名で「平成29年9月20日、天皇皇后両陛下が日高市に行幸啓されました。両陛下は高麗神社を参拝後、ここ巾着田曼珠沙華公園を視察され、深紅に染まる満開の曼珠沙華群生地を散策されました。散策中は巾着田の地形や動植物に関心を示され、担当者の説明に耳を傾けられました。途中、両陛下の前をカワセミが飛翔する場面もあり、秋の日高の豊かな自然をご覧いただきました」との説明が刻まれた。

 除幕式では、谷ケ﨑市長が「昨年、天皇皇后両陛下にお越し頂いた当日は絶好の日和に恵まれ、満開のマンジュシャゲを見て頂くことができた。早いものでもう1年が経つ。昨年と同じように、ほぼ満開を迎えたマンジュシャゲの中で記念碑の除幕ができることを嬉しく思う。この碑が長きにわたり、多くの方に親しまれることを祈念したい」と挨拶。

 その後、谷ケ﨑市長、大川戸岩夫市議会議長、小谷野五雄県議、猪俣利雄商工会長、駒井正治観光協会長、越野一夫区長会長、また、行幸啓の際に両陛下に同行した前市議会議長の森崎成喜議員、巾着田で両陛下をお迎えした当時の高麗小学校児童を代表して高麗中学校1年の荒井創太さん、濱中侑々さんが記念碑の左右に整列し、綱を手に除幕を行い、高麗中吹奏楽部員によるファンファーレが花を添えた。

 マンジュシャゲが咲き誇る公園内は全国から訪れた大勢の行楽客で賑わい、式典後にはさっそく記念碑を囲み、群生地をバックに記念撮影を行う人々の姿も見られた。 

 式に参加した高麗中の荒井さん、濱中さんは「昨年はみんなで旗を振って両陛下をお迎えでき、一生に一度の思い出になった」と振り返り、「1年が経ち、除幕式に参加させて頂くことができて嬉しい。多くの人に見てもらえたら」と笑顔を見せた。