市の業務で扱った男性の遺品のクレジットカードを不正に使用したとして逮捕された日高市教育委員会教育部生涯学習課主査の中村裕之容疑者(47)=狭山市広瀬東=に、新たに6回分の不正使用があったとして、県警は19日、同容疑者を詐欺容疑で再逮捕した。

 再逮捕の容疑は、昨年4月~7月に計6回、日高市内のドラッグストアで男性名義のクレジットカードを使用し、飲料や日用品など計26点、1万2705円分を騙し取った疑い。同容疑者は容疑を認め「生活費が不足していた」などと供述しているという。

 同容疑者は、市社会福祉課に勤務していた平成28年11月に身寄りのない男性が死亡した際、遺体を引き取る業務を担当した。

 不正使用された男性のクレジットカードは2枚あり、昨年1月~8月に計207件、約200万円分が使われており、県警がさらに余罪について調べている。

 また、事件を受け市が同容疑者の担当業務について内部調査を行ったところ、日高かわせみの里ツーデーウオーク実行委員会と日高市体育協会の2団体の会計口座から計610万3083円の使途不明な出金があり、飯能署へ被害届を提出しており、同容疑者の関与について調べを進めている。