東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会で埼玉県がバスケットボールやサッカーなど人気種目の会場となることに伴い、県は国内外からの観戦客を笑顔で迎える総勢5400人の「都市ボランティア」を8月16日から募集する。

 都市ボランティアとは大会組織委員会が募集し、競技会場や選手などで大会運営に関わるいわゆる大会ボランティアではなく、競技会場がある自治体が募集し、観戦客が利用する駅周辺などで道案内などを行うボランティアのこと。

 埼玉県内で行われる東京2020オリンピック・パラリンピックの競技は、さいたまスーパーアリーナ(さいたま市)でのバスケットボール、埼玉スタジアム2002(同)でのサッカー、飯能市、日高市に近接する霞ヶ関カンツリー倶楽部(川越市、狭山市)でのゴルフ、陸上自衛隊朝霞訓練場(朝霞市、和光市、新座市)での射撃。

 都市ボランティアは、これら会場市とその周辺で、競技会場や観光地までの道案内、大会期間中に開催するイベントの運営サポート、パンフレットの配布や県内の魅力PR、活動エリア周辺の環境美化、障害のある方のサポートといった活動をする。霞ヶ関カンツリー倶楽部ゴルフ会場での活動場所は、最寄り駅の川越市駅や笠幡駅、狭山市駅などとなる。

 募集人数は、資格や経験を問わず参加できる「一般」4000人、20人程度のボランティアを取りまとめる「リーダー」300人、海外からの観戦客の外国語での問い合わせに対応する「語学専門」1100人(英語700人、英語以外400人)の合計5400人。

 募集期間は8月16日から9月30日までで、①平成14年4月1日以前に生まれた人②日本国籍を有する人または日本に居住する資格を有する人③日本語による簡単な会話ができる人④電子メールやホームページを閲覧できる人(採用後に行う研修の申し込みや事務局からの連絡が電子メール、ホームページで行われるため)の4点をすべて満たしていることが応募条件。

 都市ボランティアとしての活動期間は、オリンピック競技大会が2020年7月24日から8月9日、パラリンピック競技大会が同8月25日から9月6日までの間。この期間内で都市ボランティアの活動日数については一般が3日間以上、リーダー・語学専門がそれぞれ5日間以上求められている。1日の活動時間は、ミーティングや食事、休憩時間を含めて5時間程度という。

 応募者は10月1日からの書類選考後、面接が行われ、選考結果については12月下旬、全応募者に通知される。ボランティアとしての採用が決定すると、来年1~2月に3時間程度の説明会と基本研修、4月以降に外国語研修・障害者対応研修・観光に関する研修などが行われる。採用者にはユニフォーム、活動マニュアル、飲食費や通信費などに相当するクーポンなどが支給される。滞在先までの交通費や宿泊費は自己負担・自己手配となる。

 都市ボランティアの応募方法は、県ホームページ(8月16日に応募用フォーム開設)または専用の応募用紙に必要事項を記入し、埼玉県オリンピック・パラリンピック課(〒330-9301さいたま市浦和区高砂3の15の1)宛てに郵送する。応募用紙は、8月16日から次の窓口で配布される。▽県地域振興センター▽さいたま市オリンピック・パラリンピック部、各区役所の情報公開コーナー▽川越市オリンピック大会室▽狭山市政策企画課オリンピック準備室▽朝霞市政策企画課オリンピック・パラリンピック室▽和光市秘書広報課▽新座市オリンピック・パラリンピック推進室。

 都市ボランティアについての問い合わせは、埼玉県都市ボランティア募集コールセンター(048・833・2700)へ。受付時間は平日午前9時から午後6時まで。