大久保市長が検査入院 昨年に続き、体調不良

 飯能市の大久保勝市長(65)が17日午後、日高市の埼玉医科大学国際医療センターに検査入院した。入院期間は不明。市は、期間中の市長職務代理者は置かずに対応する。

 関係者の話を総合すると、大久保市長は17日以前に体調不良で市内の医療施設にかかり、その後、国際医療センターを受診、検査入院となった。市長には貧血の症状が見られるという。市長の体調については、以前から周辺で「顔色が優れない」など心配する声が出ていた。

 市長検査入院については、上良二副市長名によるメール配信で18日午前、市議全員に知らされた。検査入院のため、面会等については遠慮してほしい旨、書かれていたという。

 大久保市長は昨年10月、飯能市と姉妹都市提携を結ぶ米国カリフォルニア州ブレア市の市制施行100周年を記念、野田直人市議会議長ら市民有志とともに「親善市民訪問団」を結成、団長としてブレア市を訪問する予定だったが、直前になって体調を崩し、渡航を断念した経緯がある。