斜面が露出している有間ダム。例年の洪水期の光景だが、今年は……

斜面が露出している有間ダム。例年の洪水期の光景だが、今年は……

 飯能市下名栗の有間ダム(名栗湖)の貯水が、このところの降雨不足で日に日に減少している。

 有間ダムは、利水と入間川の洪水調整などの機能を有する多目的ダム。毎年、7月1日から9月30日までは台風などの大雨に備え、事前に放水してダムの空き容量を確保する「洪水期制限水位」の期間に入る。

 例年、この間の貯水量については、725万立方メートル(有効貯水量。総貯水容量は760万立方メートルだが、35万立方メートルの砂が堆積)から、285万立方メートルに下げる。

 19日午前9時現在、同ダムの貯水量は207万3000立方メートル。これは、洪水期制限水位の72・7%だが、有効貯水量に対しての貯水率は28・5%。

 また、有間川からダムへの流入量は毎秒0・14立方メートル。これに対し、放流量は下流域の水量維持や利水などで毎秒0・89立方メートルと、流入量を上回っている状況。

 貯水量は日に日に減少しており、18日の貯水量は216万2000立方メートルで貯水率は75・8%となり、平年比78・4%を下回っている。