交通安全啓発活動に貢献したとして湯本署長(右)から感謝状を贈呈された嶋崎社長

交通安全啓発活動に貢献したとして湯本署長(右)から感謝状を贈呈された嶋崎社長

 飯能署(湯本賢署長)は、学校給食用の西武牛乳の紙パックに埼玉県警のマスコットキャラクター「ポッポくん」「ポポ美ちゃん」のイラストとメッセージを掲載し、児童生徒へ交通安全啓発を図り、交通事故防止に貢献したとして、日高市野々宮の西武酪農乳業(嶋崎孝司社長)に感謝状を贈った。このほど同署で贈呈式が開かれ、湯本署長が嶋崎社長に感謝状を手渡した。

 西武酪農乳業は、県内産の生乳を使用した牛乳や発酵乳を製造し、飯能や日高を含む埼玉県西部14市町村の公立小中学校と県立養護学校へ1日14万パックほど出荷している。このことから、飯能署は小中学生を対象とした交通安全教育を実施するため、同社に協力を要請し、学校給食用の牛乳パックにイラストとメッセージを入れることで児童生徒に注意を促している。

 イラストが掲載されている牛乳パックは、200ミリリットル入りの紙パックで、制服姿で敬礼するポッポくん、ポポ美ちゃん、ヘルメットを付けて自転車に乗るポッポくん、白バイ警官姿のポポ美ちゃんの4種類1セットで、それぞれ「とびだしちゅうい」「しんごうをまもろう」「ヘルメットをかぶろう」「とまってみぎひだり」などのメッセージが添えられ、自転車や乗り物に乗っているイラストは特に人気があるという。

 ポッポくんやポポ美ちゃんは、県の鳥に指定されているシラコバトがモチーフで、牛乳パックの側面には、同じくシラコバトがモチーフの県のイメージキャラクター「コバトン」がプリントされ、交通安全啓発ということで、自転車に乗った姿や横断旗を持った姿が採用されている。

 感謝状を贈った湯本署長は「児童の交通事故は、道路への飛び出しが多く、外で遊んでいるときに周りをよく見ずに道路に飛び出て事故に遭ってしまう。牛乳パックのメッセージのおかげか、小学生の事故が昨年に比べて今年は減少した」と、交通事故防止への効果に感謝。

 嶋崎社長は「子どもたちが飽きないように、イラストなどを工夫して、啓発活動をこれからも継続していきたい。将来ある小学生や中学生たちが、少しでも交通事故被害に遭わないように協力できれば」と話している。