飯能産のそば粉を使用 新名物「むさし野そば」

天ぷら付き食べ比べむさし野そば(右から)むさし野そば、韃靼蕎麦、普通のそば

 手打ちそばやうどんをはじめ、飯能市のB級グルメ「飯能すいーとん」などを楽しめる飯能市八幡町の「そば処せいたろう」(間川弘章店長)は、地元飯能で取れたそばの実を使用した「むさし野そば」を提供している。

 飯能で取れたそばの実だけを使用して打つことから「むさし野そば」と間川さんが名付けた。その味は、普通のそばに比べると濃いのが特徴。しかし、現在は飯能産のそばの実が安定して入手できないため、そば粉がなくなり次第売り切れとなる。

 同店では、むさし野そばと普通のそば、韃靼(だったん)そばの3種類の味を食べ比べることができる「食べ比べむさし野そば」(1100円)や旬の食材を天ぷらにした「天ぷら付き食べ比べむさし野そば」(1750円)などを提供している。

 間川さんは「むさし野そばは、飯能産のそばの実を安定して購入できれば1年を通して出せるがまだ難しい。将来的には飯能の食材だけで出せるようしていきたい」と話し、飯能市内でそばを栽培している農家を探しているという。

 営業時間は、午前11時半から午後2時半、午後5時から同8時(ラストオーダー7時40分)まで。定休日は水曜日。

 問い合わせは974・3358へ。