東吾野地区行政センターに置かれた意見箱

東吾野地区行政センターに置かれた意見箱

 飯能市と同教委は、東吾野・西川・吾野小の3校統合に合わせ、平成31年度に吾野中と西川小の施設を活用した「施設隣接型小中一貫校」の開校を目指すとした方針決定に伴い、吾野・東吾野地区在住者から、この新たな学校づくりに対する意見や提案を募っている。提出期限は4月27日。

 意見・提案できるのは、吾野、東吾野地区に在住・在勤・在学している人。記入用紙と投函用の意見箱は吾野、東吾野地区行政センターに用意してある。意見に対しての個別回答は行われない。

 吾野・東吾野地区に開校する東吾野・西川・吾野小は複式学級が導入されるなど、児童数の減少が続き、運動会や遠足といった学校行事に支障を及ぼすなどしている。

 吾野地区はまた、過去10年間で23・5%人口が減少し、高齢化率についても約40%と市内で最も高い。

 3校統合による小中一貫校開校とした昨年の方針決定までの間、両吾野地区の一部住民たちの間では、学校統合を視野に入れた話し合いが非公式で行われるなど、統合機運が高まりを見せ、自治連吾野支部によって早期の学校統合を求める要望書が大久保市長に提出されるなどした。

 昨年4月、児童数減少の課題解決のため、自治会、地域福祉団体、保護者会など団体の代表者が集まって東吾野・西川・吾野小学校のあり方を検討する協議会が結成。意見交換など会合を重ね、7月の会合で議論をまとめた。

 その後、吾野小学校区、白子・平戸地区、西川小学校区、虎秀・井上地区で協議結果を説明する会合を招集し、10月の会合で3校統合方針を最終決定し、大久保勝市長に報告。市と教委は、地元の協議結果をもとに東吾野・西川・吾野小の3校統合に合わせ、平成31年度に吾野中と西川小の施設を活用した「施設隣接型小中一貫校」の開校を目指すとした方針を下した。

 基本方針は、次の4項目。

 ①東吾野・西川・吾野小学校の3校を統合し、平成31年度の開校を目指す。

②3校統合に併せ、吾野中学校及び西川小学校の施設を活用した「施設隣接型小中一貫校」を目指す。

③「魅力ある学校」を創り、地域の振興はもとより、定住者の増加も視野に入れた新しい学校を目指す。

④吾野保育所も隣接されていることから、子どもたちを一体的に育てていく仕組みを構築し、飯能市の優れた教育環境のモデル校を目指す。

 施設隣接型小中一貫校とは、小学校6年間と中学校3年間の義務教育9年間を系統性、持続性を持たせ教育活動を行う学校のこと。「施設隣接型」については、小中学校が隣同士に立地しており、教育課程及び教育目標に一貫性を持たせ、一体感のある教育活動を実施することができる。

 「新たな学校づくり」に対する意見、提案募集についての問い合わせは、市教育委員会学校教育部教育総務課(973・3602)へ。