雪の中を登校する児童

雪の中を登校する児童

 前回の大雪から10日あまり、飯能・日高地方は1日から2日にかけて再び降雪に見舞われた。飯能市街地では1日午後からみぞれ混じりの冷たい雨が降り始め、夜間から雪に変わり、2日朝にかけて降り積もった。残雪がやっと姿を消し始めた矢先の雪に、市民の間からは「もう雪は勘弁して」と嘆く声も。相変わらず冷え込みが続き、積もった雪が凍り滑りやすくなることから、外出時には細心の注意が必要だ。

 2日午前8時半現在の積雪量は、飯能市上名栗の名栗地区行政センターで13センチを記録。同市富士見地区行政センターで9センチ、日高市役所は8センチだった。

 雪の影響で、JR八高線は金子─東飯能駅間で線路内に倒木があり、高麗川駅―八王子駅間で午前6時頃から運転を一時見合わせ、9時半頃に再開されるまで最大2時間遅れ、通勤通学客の足が大きく乱れた。西武池袋線は、朝、病人の救護もあり、午前8時50分現在で、上り線が最大27分遅れた。

 飯能署の調べでは、飯能市内の県道飯能寄居線の総合病院付近で大型トレーラーが坂道を上り切れず一時立ち往生したほか、雪によるスリップ事故数件が発生した。

 両市の小中学校では、登校時間を1~2時間遅らせる措置を取った学校も。平常通りの登校とした学校では、教職員が通学路に立ち、児童たちの安全を見守る姿が見られた。

 両市は2日朝から土木事業者に道路の除雪を依頼したほか、市職員が市内の除雪に汗を流した。

 前回の大雪からまだ日が浅いことから、事業所や商店街、住宅街では、前回活用した除雪道具をすぐに取り出し、慣れた手つきで除雪を行う姿が見られた。

 飯能市仲町のマンション前で雪かきを行った山口達一さん(72)は、前回の教訓を生かし、早めに道路に解氷剤を撒いて対策。「前回に比べると雪が少し重い。今回は勢いが弱いのでいくらか助かる」と話した。